2012年8月29日

「Panadeine Forte」という薬

腰痛がひどくても、毎日横になっているわけには行かない。

昨日は、仕事関係のお客様を夕食にお呼びしていたので、私は和食でおもてなしをすることが期待されていた。しかし、腰は痛い。長時間キッチンに立って料理をするなど無理な話だった。

それに、ウェブデザインの仕事のほうも、パソコンの前に長時間座っていることが困難なために、最近あまり進んでいない。

このような時に、助けてくれるちょっと怖いくらいに良く効く薬がある。それが「パナディン・フォルテ Panadeine Forte」という薬だ。


この薬、私は常用している。なにしろ腰痛という持病があるもので。

「パナディン・フォルテ」は、コデイン Codein とアセトアミノフェン Paracetamol を組み合わせた薬で、オーストラリアでは医師の処方箋無しでは買うことはできない。

Paracetamolは、どこのスーパーでも売っている「パナドール Panadol」という非常に一般的な鎮痛解熱薬の主成分で、私のようにアスピリンにアレルギーのある人にとっては、安心して飲める薬として人気がある。

Codeineは、モルヒネから作られる。モルヒネと同様な鎮痛作用があるが、作用はモルヒネに比べればずいぶん弱いので、依存性も弱い。私が「パナディン・フォルテ」を飲み続けることに若干の不安があるのは、この依存性の点である。

 「パナディン・フォルテ」を飲むと、10分ほどして頭がボーッとしてくる。眠くなることもある。その意識がぼやけやようなボーッとした感じが体中に広がっていって、そのうち腰の痛みをほとんど感じなくなるのだ。

このおかげで、昨晩は、立ち歩くことも困難だった私が、各種和風の和え物&煮物そして定番の餃子を作ることができたのだが、あんなにボーッとなった状態で料理をしたのは初めてで、気がついたことがあった。

キッチンにおけるパフォーマンスが著しく低下するということ。たくさんの料理を一度にやっているので、同時にいろんなことを考えなくてはならないし、覚えておかなければならない。ところが、いつもは簡単にできるそういうマルチタスクが昨夜は困難だった。

「ええっと...、何をやってたんだったかな?」
「ええっと...、今度は何をしようと思ってたんだっけ?」

短期記憶障害とでも言おうか。段取りが悪く、テキパキと動けず、時間がかかる。

薬の影響としか考えられない。

今朝も、腰が痛くて動けなかった。まあね、昨日は食材の買い物から家の掃除、そして料理と、痛い腰に(薬のせいで痛くなかったわけだが...)ムチ打って、一日かなり無理をしたわけだから。

しかし、横になっているわけにはいかないので、また「パナディン・フォルテ」を飲んだ。これで、また今日一日活動できたわけだ。翻訳の仕事も入っていたので、結構長い時間パソコンの前にすわっている必要もあったし...。

いいのかなあ、こんなことで。

私は、抗うつ薬も毎日飲んでいるし、花粉症がひどい日は抗ヒスタミン薬も飲むし。薬無しでもやれる日は、できる限り飲まないように注意はしています。


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