2012年10月20日

引っ越してきた家

家賃が安く、子供たちが学校に徒歩で通えるのでバス代も節約できるということで引越しを決めたこの家。

何もかも小さいくて狭い。

キッチンも狭くて、シンクやベンチが何故か低い。でも背の低い私にはピッタリで気に入っている。食器洗い機もない。でも、毎日、食事の後に子供たちと並んで洗い物をするようになって、それはそれなりに楽しい時間である。

家のインテリアは、今では誰もが嫌う古臭いデザインで、大きく茂った木々のせいで家の中は大変暗い。


上の6つは各部屋の壁紙。左下の黄土色がカーペット、下中央はキッチンやランドリーなどの床タイル、照明は右下のようなタイプであって、「おしゃれ」とか「スタイリッシュ」などとは程遠い。私の好きな「シンプル」テイストの真反対であるけれども、これはこれで個性的と思っている。

トイレもバスルームも一つしかなくて朝のラッシュ時を心配したけれども、お互いにコミュニケーションを取り合いながら、いつの間にかうまく順番に使うようになり、何も問題などない。

ただ、著しく狭いシャワーは私でも狭くて使いづらいのだから、体のでかい夫は毎回「ああー、うへー、ひゃー」と不満の声を響かせている。

「食事をする部屋がない」という問題は解決した。L字型の居間をオフィス家具で区切り、狭いながらもダイニングスペースと仕事スペースと居間スペースの三つがちゃんと確保できた。

この家で私が最も気に入っているのは、やはりHills社のホイスト。これは回転式の物干しで、高さも自由に調整可能。軽く洗濯機3杯分くらいは干せる。風に吹かれてくるくると回るので、洗濯物にまんべんなく日が当たり、ラインとラインの間が広いせいもあって、あっという間に洗濯物が乾くスグレモノです。


以前の家のような素晴らしい景色は無いけれども、窓の外はすべて木と花である。

お日さまの出る北側がこれじゃ暗くなるわ...

場所は、ショッピングセンターに近くて日々の買い物に便利だし、高速道路にも近いのでメルボルンまであっという間だ。

家賃は週当たり100ドル安い。

今回の引越し、大正解だったと言える。


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