2012年12月7日

高齢ドライバー

最近、続けて事故に合いかけた。

私は、もともと安全運転主義だし、これまで全部で6回も車にはねられたりぶつかったりしたいるせいで非常に慎重運転ドライバーなので、私の方に過失はない。

1回目は、ラウンドアバウトと呼ばれる円形交差点でぶつかりそうになった。

私の車がすでにラウンドアバウトの環状道路に侵入しているにもかかわらず、左側の道路からスピードを落とすこともなく突入してきた車にぶつかりそうになったのだ。

右側の私が優先であるのだから、その人は停止して私を先に行かせなくてはならないのに!

私は急ブレーキをかけた。するとその車も急ブレーキをかけて環状道路への進入中に止まったものだから、まさに衝突は避けられない状況となった。ところが、私はいつも指定速度を下回る運転をしているものだから、急ブレーキで何とかギリギリのところで止まることができた。

相手は、ヨボヨボ(と表現しては申し訳ないけど...)のおじいさんだった。私の車が見えなかったのか?判断を誤ったか?

2回目は、ショッピングセンターの駐車場の外でぶつけられそうになった。超・超・超ノロノロ運転の車が、方向指示器も出さずに、他のたくさんの車を止めながら駐車場から出ようとしていた。

この慎重運転の私ですらイライラくる迷惑運転であったが、外の2車線道路に出かけたところで「パッパー」っとクラクションを鳴らし暴走運転で追い越しをかけたイライラ車があった。

若いお兄ちゃんだった。そのお兄ちゃんがスピードを出して進入した車線を後ろからやって来た車がお兄ちゃん車にぶつかりそうになった。お兄ちゃん車は無理やり車線変更した。ちょうどそこに私がいたのだ。

きわどい運転でどの車にもぶつからず、お兄ちゃん車はものすごいスピードで行ってしまった。

イライラの原因を作ったノロノロ車は、周囲をかまわず相変わらずマイペースで進んで行って、信号のところで止まったので、どんな人が運転しているのか見てやろうと思ったら、90歳は過ぎているだろうと思われる白髪のおばあさんだった。

3回目は、近くのガソリンスタントへ行こうとしていた時だった。私は交通量の比較的多い道を直進していた。左手には、Club Ringwoodというバーやレストランの入った、ギャンブル遊びもできる娯楽施設があった。

その駐車場の手前に差しかかった時、反対車線を向こうからやってきた車がいきなり右折!つまり、私の目の前を曲がったのだ。そして、その娯楽施設の駐車場に入って行った。

急ブレーキを踏まなければぶつかっていただろう。そして、その急ブレーキのせいで、もしも私の後続車との車間距離が小さければ、追突されていたかもしれない!

「F***ing hell! 危ないじゃないのー!」

さすがに、私も車の中から怒鳴った!

見ると、確実に80歳は超えているシワシワのおじいさんだった。おじいさんの車は、ぶつけた痕がいっぱいで車体がボコボコだった。

ヴィクトリア州では、運転免許の更新に、視力検査とか運動能力検査とか判断力の検査とか、そういうものは一切ない。高齢者に運転試験を義務付けている州もあるらしいが、ヴィクトリア州では自分が運転できると思っている間は、運転することができる。

内緒の話だが、私の義母は目の病気で視力が落ち、人の顔を識別することも困難になってもまだ運転していた。医者には運転を止めるように言われていたが、スーパーへの買い物や友人の家へ行くなど、良く知っている道は大丈夫と言って...。さすがに現在は運転していないが、ほとんど見えない状態で運転していた頃があるのだ。

「Pプレート」(初心者マークのようなもの)の若いお兄ちゃんドライバーが危ないのは誰もが知るところだが、高齢ドライバーにも要注意です!


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