2016年10月31日

花粉症治ってないよ

乾燥、気温高め、強い北風(内陸から吹いてくる熱い風)の三拍子がそろった昨日、久しぶりに地獄を見た私です。

とにかく朝からクシャミ連発でした。

連発と言っても5回6回とかいうんじゃないんですからね!

数十回続けてクシャミをしてみてください。呼吸が困難になりますよ。喉の奥(鼻の奥か...)から出血しそうな感じです。

直ちに抗ヒスタミン薬を服用いたしましたが、前日の午後に目の痒みに耐えられずに1錠服用していますから朝1錠飲むと過量服用状態になるんですけど、しようがない!

すぐにシャワーを浴びてマスクを付け、薬が効いてからは楽になりました。

昨年はこのような苦しみ知らずで楽だったのになあ。どうしてなんだろう。プロバイオティクスたっぷりの自家製新鮮ヨーグルトで体質が改善し、花粉アレルギーを克服したと思っていたのは「プラシーボ効果」だったのか、去年は花粉が少なかったのか...。

今日はいきなり真冬並みの気温で寒いのですが花粉はしっかり飛んでいるらしく、クシャミは出ないのだけど鼻水が出まくり目が痒くてたまらない。飛んでいる花粉の違いなのでしょうか。

窓は全部締め切っているのだけど、我が家には暖炉があって、その煙突から花粉が入ってくるし、2階のトイレは窓が複数のガラス板が斜めに付いたデザインで常に開いた状態なので、あそこからも花粉が入ってくる。

花粉症の人にとってNGの暖炉とトイレの窓を直さないと、家の中にいれば楽というわけにはいかないです。(蚊やハエも入ってくるし...。)

早速、Telfast(180mg)という抗ヒスタミン薬を新たに1箱買ってきました。私にはこの薬が一番効くんです。またこれを飲む日々か...、ザンネンです。

それでも、ヨーグルトは食べていますよ!

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2016年10月30日

ごはんですよ

メルボルンの東郊外にあるイーストランド(Eastland)というショッピングセンター内にはアジア食品店があります。Coles というスーパーの真ん前ですし、すぐ近くには魚屋や八百屋や肉屋もあって食品の買い物には大変便利です。

アジア食品店には、キムチや豆腐や米を買いによく寄りますが、先日はある商品に目が止まってしまいました。

桃屋の「ごはんですよ」です。瓶詰めの海苔の佃煮ですね。

お腹が空いていたというのもあるんでしょうが、普段はそうした瓶詰めや缶詰の前は素通りなのに、桃屋の「ごはんですよ」を見た途端にアツアツご飯にその海苔の佃煮を乗せたのを想像して喉が鳴りました。

しかし、そのお値段がすごかった。

ちっちゃな小瓶で7ドル以上とは、何だそれ!

当然、そのような贅沢品を買うことはご法度ですから買うわけなかったですけどね、桃屋の「ごはんですよ」は頭から離れなかったのです。

でもね、要するに海苔の佃煮でしょ?

自分で作れるはずじゃないの?

ということで、作りました。簡単でした!

小鍋に1カップ程の出汁(と言うか1カップの水と本だし)を入れ、砂糖・醤油・みりんで味付けをし(最終的には砂糖大さじ2、醤油大さじ4、みりん大さじ2くらいを入れたかな)、そこへ海苔を適当に破って入れてとろりとするまで煮詰めたら完成でした。

使ったのは、どこのスーパーでも売っている寿司用の焼き海苔でしたが、あそこまで煮詰めるのなら香ばしくパリパリの焼き海苔でなくても、湿気てしまった海苔でも大丈夫ですよ。

出汁と調味料の量が多かったせいで、思った以上の海苔が必要でした。結局8枚使いました。作ってみたい方は、半分の量で挑戦してみることをおすすめします。

<材料>
美味しい出汁 1/2カップ(125ml)
砂糖 大さじ1
醤油 大さじ2
みりん 大さじ1
海苔 4枚

 煮詰めていると、娘のサチがキッチンにやって来ました。

「ちょっと味見!」と言ってお皿にご飯をよそって持って来たので、少し海苔の佃煮を乗せてやると「えっ、たったそれだけ?」と言うので、「海苔の佃煮は味が濃いのよ、これくらいで十分です」とお母さん。結局、娘はおかわりしました。

匂いに誘われたのか息子のカイもやって来ました。

「なんか懐かしい匂いがする」

そこで、私が桃屋の「ごはんですよ」をアジア食品店で見て手作りしてみたんだと話していると、夫が「ホントに?」と言いながらやって来ました。

何と夫は桃屋の「ごはんですよ」を知っていたのです。

昨日の晩ご飯はモロッコ風ハンバーグとグリーンサラダとロースト野菜だったのに、結局ご飯と海苔の佃煮がメインになってしましました。


美味しかったですよ。安く簡単に作れるしね。

おすすめです!

ところで、そのアジア食品店ですがね「Crown Asian Grocery」という店ですが、ここの店員で史上最悪かつてのソビエトの小売店員も真っ青というすごい無愛想な女の子がいます。私の知る限り、月曜日はレジをやっているその女の子、可愛らしくないの常に怒りまくっているせいじゃないのか?

その子がレジだと買い物をしたくない私です。

一日不機嫌な気分で過ごすことになりますからね。

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2016年10月29日

お掃除大変すぎ

掃除が大変すぎて、筋肉痛になってるんです。

家の中はね、どんなに大きな家でも限度というものがありますから、掃除機をかけるにしても拭き掃除にしても、とりあえずある程度の達成感を感じつつ終りを迎えることができますよ。

たとえ数日中に再び同じ行為を繰り返すことになるとしても。

しかし、外の掃除は終わりが来ない。

私達家族が住んでいるこの家の敷地が広すぎるんです。そして、家の周りのテラコッタのタイルで覆われた部分も広すぎる。なんでこんなに広いのか...。

一年中落葉するユーカリの葉っぱが、掃いても掃いても溜まってゆくし、ちょっと風が強いと小枝がいっぱい落ちてきて、掃かないでおくと非常に見苦しいのよ、目立つから。

そして、テラコッタタイルは家の周りから畑の向こうのゲートまで続いております。夫が草を切ったあとは、このテラコッタの道に切った草や土や小石がいっぱい溜まるの。これも掃いておかないと見苦しいだけではなく、これが土になってそこから草が生え、テラコッタタイルを破壊していくし。

玄関前から表のゲートまでは数十メートルに渡ってテラコッタではなく小石や砂を混ぜたコンクリートで舗装されているんだけど、そこにも落葉した葉っぱや木の実や種や枯れた花などオーガニックゴミが溜まります。

以前この家に住んでいた家族は、家の中の掃除はクリーニング業者に、家の外の掃除はガーデニング業者に頼んでやってもらっていたらしいです。引っ越した時に、そうした業者の連絡先が置いてありましたから。

しかし、我々はギリギリでやりくりして生活しているんですから、掃除を業者に頼むなど...。

やはり、ほぼ専業主婦状態の私がやるべき仕事。しかしねえ、最近本当に疲れてきたわ。外掃除は吸血害虫の問題もあるし、花粉がいっぱい飛んでいるしね。

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2016年10月28日

サチが18歳になりました

昨日は娘のサチの誕生日でした。18歳になりました。

これで我が家には「子供」がいなくなりました。オーストラリアでは18歳は大人とみなされます。選挙で投票できるし(と言うかしなくちゃいけない)お酒を買ったり飲んだりも出来ます。車の運転もできます。タバコも買えますがタバコは吸わないほうが健康のためです。アダルトショップにも入れます。銀行口座も自分で開設したり管理したりできます。様々な法的な契約を結ぶことが出来ます。

これまで親の承諾や同意がなければできなかったことが、ほぼ全部自分でできるようになるということですね。

子供たちの誕生日には、毎年必ずバースデーケーキを手作りしている私ですが、娘は「バースデーケーキなどいらない」「作っても食べないから無駄なので作るな」などと言い続けていました。

「いや、お母さんは作るよ!毎年ずっと作ってきているんだし、お誕生日はケーキを作る日なんだから作るよ!」

ということでですね、今年も作りました。

いつもリクエストを聞いて作っていたのですが、今年は「作るな!」と言うくらいですから娘からのリクエストは無し。さらに、乳製品を食べなくなっておりますので、昨年二日がかりで作った「低糖イチゴ&ヨーグルトジェリーケーキ」のようなミルクやヨーグルトを使ったケーキはダメ。

どうせ娘は食べないのだからどうでも良いじゃないかとお思いでしょうが、そこはあなたね、やっぱり一口くらい食べるかもしれないという期待があるわけですよ。

それならば、食べてくれそうなのを作ろうとバター・油脂・乳製品なしのケーキを考えまして、スポンジケーキにあんこをはさんだケーキを作ったのでした。抹茶味のロールケーキにしようかとも思ったのですが、それだと我が家の男達が食べないので諦めて...。


アイシングシュガーでせめてもの飾り付け。史上最低のケーキです。(涙)

去年の「低糖イチゴ&ヨーグルトジェリーケーキ」は傑作だったんだけど。これで、卵も食べませんとか言い出したら、お母さんはもう作るのを諦めるしかないかも。(いや、それはないな...。)

誕生日おめでとう!

やっぱり一口も食べませんでした。砂糖が入っていますしね、あんこは豆だからおならが出るから試験の前にはダメなんだそうです。代わりに男達二人が半分くらい食べました。

美味しかったですよ。もちろん「どら焼き」の味でした。

今日は9時から「生物」の試験です。

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2016年10月27日

吸血害虫が元気な春

寒い日が続くメルボルン。

春は来たんですよ、3、4回くらい。でもね、メルボルンの春は信用できないですから。日本の春のように「春になったら春!」という春ではないのです。

春が来たと思わせておいて、翌日から再び真冬になったりします。山の上では雪が降るほど気温が下がったり。

そんな感じで3、4回くらい春がきたんですけど、夏と言ってもいいほど気温の高い日もあったりしましたけど、やっぱり寒い日が多いです。

畑の野菜はボケまくり、双葉が出て本葉を出し、さあこれから大きく育ちますよと思っていたら冬が来るもんだから「早く花を咲かせて種を作らなくちゃ」と晩秋モードに。

そんな天気が続いているんですが、雨もよく降ります。雨がよく降ると良くないことも起きるのです。

一昨日、家周りの掃除に出た時、

チクッ!

チクッ!

チクッ!

数分のうちに、蚊やらブヨやらに身体中を刺されまくり、ほうほうの体で家の中に逃げ込みました。

肌が露出している腕や手だけじゃありません。シャツの上から背中や脚も刺されたんです!

ジャンピングジャックにも危うく噛みつかれるところだったし、どこからやって来たのかハエが一匹ブンブンと頭の周りを飛び回り、「やっぱりオーストラリアの田舎生活はイヤだあ!」と心の底から叫びたかった私です。

私は自他ともに認める「モズィーマグネット」でありまして「磁石のように蚊を引き寄せるモノ」ということなんですけど、ホント苦労が耐えません。

蚊に刺された箇所は、痒さが尋常ではないどころかミミズ腫れになっているんですよ。これはブヨかもしれません。

外掃除はしないわけにはいかないけど、吸血害虫にはやられたくない。全身に虫除けを塗りたくって、蚊取り線香など腰にぶら下げつつ行うしかないのでしょうか。

いやあ、そこまでしてやりたくないな。

田舎生活はこれだからヤダ...などと思っていたら、夕方のニュースで今年は蚊が多いという話題を取り上げていました。メルボルンは緑の多い街で各地に多くの公園があり、ジョギングやウォーキングなどをする人々にも利用されていますが、そうした場所で肌を露出したスポーツウェアでいると、まさに「吸血害虫の餌食」となってしまいます。

吸血害虫が媒介する病気が問題になっている昨今、虫除け対策は紫外線対策と同様に重要です。

それにしても痒いです。「液体ムヒ」があってよかった!

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2016年10月26日

試験と生理痛

娘のサチは無事「英語」の試験を終え、午後1時頃帰宅いたしました。

しかし顔色が冴えないのよ。

「どうしたの、うまくいかなかったの?」

心配で娘が帰ってくるのを玄関先で待っていたお母さん。娘のちょっとした表情にも超敏感なんです。

注意: うちの娘はね、これまで本当に色々あったんです。精神状態最悪の頃は、毎日常に娘がちゃんと生きているかが心配だったくらい。

「英語」の試験の内容は、簡単に言うと3つのエッセイを書いたようなものだそうですが、そのうちの3つ目が時間に追われて構成が弱くなり繰り返しが多くなって、書き終えた後読み返す時間も無くなり「もっと上手く書けたはず」という結果になった悔しさが微妙な顔色の原因でした。

3時間以上かかった試験で時間が足りなくなったと...。

しかし他の2つは自分でも満足する出来であるとのことです。

ところで、娘は何かイベントがあると病気になる子でしたが、今回はお母さんの厳しい体調管理のおかげで健康です。しかし、お母さんにも本人にもどうすることが出来ない女の子特有の問題がありまして。

これをお読みのあなたが女性ならお分かりですね。

生理になっちゃったんですって。学校に行って友達とその話題になったらしいです。そうしたら、何と数人いる仲良し仲間の全員が生理になっていることが分かったんだって。そのうち二人は、今日が最もヘビーな日で、辛い生理痛のためお腹をさすりながらの試験だったんですって。

9時スタートで12時15分終了ですよ。3時間以上ですよ。

生理というのは、運動だけじゃなくて勉強の方でもパフォーマンスに影響するじゃないですか!

女の子は大変です。

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試験初日のユー・スピン・ミー・ラウンド

昨日、ヒット曲「ユー・スピン・ミー・ラウンド(You Spin Me Round)」で知られたポップ・グループ「デッド・オア・アライブ」のリーダーであったピート・バーンズ急死のニュースを読んで以来、あの曲が頭の中でスピンし続けている私です。

日本ではバブル経済の真っ只中であった当時、あの曲はまさに耳にタコが出来るほど聞きましたのでね、ピート・バーンズが死んだというニュースを読んだだけで頭の中で「ユー・スピン・ミー・ラウンド」が流れ始めまして、その後丸一日がたとうというのにいまだ...

You spin me right round baby right round like a record baby right round round round...

延々とスピンし続けているの。

こういうのをね、英語でイヤワーム(Earworm)と言うんですよ。歌や音楽(の一部分)が頭にこびりついて離れない現象のこと。

「ユー・スピン・ミー・ラウンド」のイヤワームに悩まされつつ、先程娘のサチを学校に送り届けてまいりました。今日からVCEの試験が始まるのです。

心配していた交通渋滞も事故もエンストも何も起きず、普通通りに10分足らずで学校に着いてしまいました。試験開始時刻の30分も前に。

今日は必須科目「英語」の試験です。(9時スタートで終了は12時15分!)

「英語」は娘にとっては最も得意とする科目でありますから、「初日が英語というのは緊張しなくてよかったじゃない?」とお母さんは考えていたんですけど、娘にとっては得意の「英語」で ATAR のポイントを稼がなくてはならないので少しプレッシャーは感じていると申しておりました。

けれども緊張している様子はなく、ニコニコして車から降りて行きましたので良かったです。

自分の学校で、こうした大学入試とも言える試験を受けることが出来るのは、うちの娘のように精神的に不安定な生徒にとっては本当に良いことです。

試験会場が一度も行ったことがないようなどこかの高校や大学なんてことだと、うちの娘なら不安発作で具合が悪くなり実力を発揮できないどころか、試験会場まで足を運ぶことすらできない可能性がありますから。

娘を学校まで送り届けるという任務を無事に果たしたお母さんは、あれほどうんざりしていた「ユー・スピン・ミー・ラウンド」を口ずさみながら家に帰ってきたのでした。

明日は娘の18歳の誕生日。

明後日は「生物」の試験です。

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2016年10月25日

お母さんは緊張気味

「お母さんがナーバスになってどうするの!」
「試験を受けるのは娘でしょ?」

そう言われたらその通りなんですけどね...。

明日からVCEの試験が始まるのです。私がしなくちゃいけないことは、試験の開始時刻である9時までに、いやせめて15分前までに、娘を学校に連れて行くことだけ。

そして、最初の試験は娘の得意科目である「英語」なんだから心配することはないんですけど、なんだかもう朝からドキドキしているのよ!

娘は結構リラックスモードで、昨日は料理をしたり読書をしたり、金曜日に試験がある「生物」の復習をしたり。でも「生物」は内容が Dull(退屈、面白くない、単調)だとか言ってすぐにあくびが出始め、自分の部屋に行ってしまいました。夕方まで昼寝をしていたようです。

私のブログを読んでくださっている皆さんはご存知でしょうが、娘は自分の部屋では勉強しません。ダイニングテーブルで勉強するのです。ダイニングエリアと居間はひと続きの部屋なので、テレビをつけっぱなしにして勉強しています。

ノイズというか何か雑音がしている方が良いんだそうです。また、家族がいて何かざわざわしている方が良いんですって。それに加えて、弱音で音楽をかけ続け、ハイヒールを履いて、ダイニングテーブル上に本や教科書や辞書や計算機やノートやフォルダや紙切れやマグカップやグラスやPCや、もうありとあらゆるものを広げまくって、そうした雑然とした環境で勉強しています。

今日は、流石に「英語」の試験準備をしている様子です。

息子がVCEの試験を受けた2年前は、緊張感ゼロでした。息子は大学に進学する気はなくて、AIE(Academy of Interactive Entertainment)という専門学校のようなところへ行くと決めていましたから、試験はパスできればそれで良いということでしたので。

でも娘の場合は、メルボルン大学(心理学)進学に必要なだけの ATAR のポイントが取れないといけないのです。だからお母さんはつい緊張しちゃうの。

さっき、明日の朝何時頃に家を出るかという相談をしたんですけどね、普通なら家から学校まで車で10分もかかりません。でもね、試験の朝に限って道路が渋滞しているとか、事故が起きて通行止めになるとか、車のエンジンがかからないとか、そういう不測の事態が発生するんじゃないかと不安で不安で...。

「うつ」傾向の人は何ごとも悲観的に考えがちですからね、困ったもんなんです。

いよいよ明日から試験です。

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2016年10月24日

インターネットが遅い時の解決方法

インターネット通信サービスの BigPond で、使用量超過のために通信速度が超スローになったという話を先日書きました。

新たな1ヶ月が始まった22日になっても、速度は超スローなまま。

苦労して色々調べた挙句、北米で金曜日に発生した大規模DDoS攻撃の影響であろうかなどと考えて「そのうち回復するさ」と思っていたのだけど、全然回復しない。

夫が仕事先のツールショップでは何の問題もなかったから、インターネット全体がスローダウンしているわけではないらしいと言うので、「もしやウイルス感染か!」と心配になりまして...。

どうしたらいいのよお!

今日もね、繋がるのは繋がるのだけどとにかく超スローでね、何十秒もかかってやっとこさブログの記事をアップできる程の遅さなのですよ。

困った困った…。ウイルスだったら絶対に息子のせいだ。

とにかく原因を見つけなくちゃと考えていて、ふと思いついたのです。

そういや以前は、インターネットが繋がらなくなったらまず最初に試みていたのはルーターとモデムのコードを電源から抜き、再度接続という初歩的対処法。まずはモデム、その後ルーターという手順でね。

現在使っているのは Telstra に強制的にインストールさせられたWiFi付きのモデムだけだから、とりあえずその電源を抜いて再度接続してみました。



あらまあ!

問題解決でございます。

やっぱりあれね、調子が悪くなったらスイッチを切って入れ直すというのが、一番の解決方法なのかもしれませんですね。(汗)

ご参考までに...。

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土地転がしで大儲け

オーストラリアの住宅価格が異常な高騰を続けていることについては、つい先日も「住宅価格がすごすぎる」という記事に書いたのですが、メルボルンの住宅価格は異常高騰がさらに加速しています。

経済専門家も政治業の皆さんも、これは「住宅バブル」であると認識していますが、ここ10年ほどの間「もうすぐバブルは弾けるぞ」と言われながら、弾けるどころか膨らみ続けているわけで。

これってですね、メルボルンの住民がそれだけ経済的に豊かになったのではないんですよ。高額になり続ける住宅を買っているのは、投資目的の人達と住宅開発業者が殆どなんですから。もうね、一般人には手が出ないの!

そんな中、いかに高額でも怖いもの知らずで買っちゃう中国系移民家族の皆さん。売家の見学やオークションの際に幾度となく見かけた彼らの多くは、どうしたって1億円近くも出して家を買えそうな感じの人達ではないのです。子供連れのまだ若いカップルとその両親と思われる夫婦の3世代家族が普通ですけど。

どうやら、彼らの背後には金持ち中国人がいる場合が多いようです。オーストラリアの永住者ではない外国人は、新築ではない住宅を購入できませんから、住宅価格が特に高騰しているメルボルン市街地に近い人気エリアや東側のエリアで住宅(または住宅の建っている土地)を買うことは困難なんですよ。

で、どうやっているのかというと、中国国内にいる金持ち達が永住権を取得した中国人移民名義で住宅を購入するという裏取引をやっているんです。契約の内容は複雑だとしかニュースの記事には書かれていなかったので、どういうからくりの取引なのか分かりませんけど、想像はつきますよね。

それはともかく...。

普通のオーストラリア人の中にも、土地転がしならぬ「住宅転がし」で大儲けをしている人達が大勢います。

以前住んでいた貸家の大家がそうでした。

バブルが始まる以前のまだまだ住宅が安かった頃に、投資目的の家を買っていたこの人は、住宅価格が値上がりを始めた後、家を購入してはリフォームを行って高く売り利幅を得るを繰り返して大儲けし、当時自分たちが住んでいる家以外に5軒の家を所有していました。

それらは一定期間、賃貸しして家賃収入を得ます。1軒あたり月18万から20万の収入ですから、住宅購入費用のためにたとえローンを組んでいたとしても容易に返済できるわけ。

こうして所有する家の数はどんどん増えて、家賃収入もすごいけど(月あたり100万円くらい)、所有する家は今では1軒あたり80万ドル(約8千万円)から1Mドル(約1億円)もするほどに値上がりしているのよ。将来安泰!

また私の友人の一人は、大儲けはしていないけど、20数年前に結婚した時に買った小さな家が場所的にリングウッド(Ringwood)の良い場所にあるのと(当時はそうではなかった)家が建つ土地の区画が広いので、もしも今その小さな家を買うとしたら1Mドルはするだろうと言っています。購入価格は10万ドル以下だったんですって!

10倍になったってことよ!

我々も、まだ若い頃になんとか小さな家でも買っておければよかったのですけどね...。

最近「住宅バブル」の崩壊が近いという話をよく耳にします。

本当に?

どうなんでしょうね。そういう話は10年ほどずっと聞いてきていますから。

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2016年10月23日

インターネットとDDoS攻撃

ネット通信サービス BigPond の新しい1ヶ月が始まった22日より、使用量超過後にスローダウンしていた通信速度は通常に戻り、快適にニュースサイトやブログなどを閲覧できるはずでした。

しかし、インターネットは超スローなまま。

どうしたんだテルストラ(Telstra)!
注: テルストラ(Telstra)は通信会社の名前

超スローだけど繋がることが繋がるので、ブログの記事も投稿することはできましたけどね、画像の多いサイトなんて「もう日が暮れちゃうよ!」レベルの遅さでしたから。

イライラさせられ失望し、結局ニュースを読むのは諦めたのですが、iPhone で 3Gでの接続ならまだましでした。そこでニュースサイトなどで調べると、最近話題のDoS攻撃に関するニュースを発見!

ただし、DoS攻撃じゃなくてDDoS攻撃と書いてあるんです。金曜日に北米で大規模なDDoS攻撃があったって。DoS攻撃とDDoS攻撃はどう違うの?

そこで、早速グーグルで調べてみました。時間がかかりましたよ。一回クリックする度に1分とか2分とか待たされるのだから、普通ならとっくに諦めてる。

DoS攻撃(Denial of Service attack)の「DoS」とは「Denial of Services」の略で「サービス妨害」といった意味なんですって。サーバやネットワークなどのリソース(資源)に意図的に過剰な負荷をかけたり脆弱性をついたりする事でサービスの正常な動作を侵害する攻撃を指すと Wikipedia には書かれていますけど、よく分からん...。

DoS攻撃には2種類あって、一つは「ウェブサービスに大量のリクエストや巨大なデータを送りつけるなどしてサービスを利用不能にするフラッド攻撃(Flood=洪水)」で、もう一つは「サービスの脆弱性を利用する事でサービスに例外処理をさせるなどしてサービスを利用不能にする攻撃」だそうです。

一つ目のフラッド攻撃の方は、分かりやすいな。

フラッド攻撃の方には、大量のコンピューターから特定のサービスに一斉に接続要求を出して通信容量をあふれさせて機能を停止させてしまう分散型サービス妨害攻撃(Distributed Denial of Service attack)というタイプがあり、これがDDoS攻撃だそうです。

なるほど。

でもどうやって、機能を停止させてしまうほど大量のコンピューターを使うことが出来るの?

「攻撃者(黒幕)」は攻撃対象とは無関係な多数のコンピューターに侵入し、その管理者や利用者に気づかれないように攻撃実行用プログラムをこっそりとしかける。そしてプログラムされた攻撃時間になると、標的となったサービスに乗っ取られた多くのコンピューターから一斉に接続要求が送られてくるためにダウンしてしまう。また、それら大量のコンピューターの中から真の攻撃元である「黒幕」のコンピュータを割り出すことは難しい。

へえ、じゃあ私のコンピューターも攻撃に加担している可能性があるのか!

DDoS攻撃を阻止するためには、攻撃者にそういう悪いプログラムを仕掛けられないよう各コンピューターの管理者や利用者が注意する必要があるそうですよ。

皆さん、気をつけましょうね。

セキュリティー対策、ちゃんとやってますか?

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2016年10月22日

Carpe diem 今を生きろ

ラグビーの平尾誠二さんがお亡くなりになったとのニュースに、衝撃を受けたというか気分が沈んだ私です。

同年代の有名人が亡くなったというニュースは、メンタルに悪いです。

私は若い頃からラグビーファンで、「北の鉄人」新日鉄釜石ラグビーチームの日本選手権7連覇に興奮した世代でございます。主将の松尾雄治さん、カッコ良かったですよねえ。

その新日鉄釜石の8連覇を阻んだのが神戸製鋼で、釜石を応援していた私にとって敵チームの主将であった平尾誠二という髭の男は憎らしかったですよ、あの時は。

でもね、ラグビー好きの人間で伏見工業高校ラグビー部のストーリーを知らない者はいないのです。名監督&教育者であった山口良治監督に説得されて、平尾さんがほぼ決まっていた花園高校への特待生としての進学を蹴って「不良の学校」伏見工業へ入学したという話は後から知ったことだけど、あの映画か漫画のようなストーリーの中心にいた選手であった平尾さんには、注目せずにはいられなかったですね。

彼はね、ルックスが端正なラグビー選手という、めったにいないタイプの選手でしたでしょ?顔がハンサムだというだけではなくて、姿形も美しいという。しかもラグビー選手としての能力も日本国内では卓越していたし。

「膵臓がんで闘病していた」と書いているサイトがありましたけど、膵臓がんは千代の富士と同じ病気ですよ。うちの夫の友人もそうでした。

早期発見が非常に難しいので、早期治療ができない。膵臓の周りには他の臓器や重要な血管があって膵臓がんはこれらに染みこむように広がっていくので、大抵見つかった時点で余命宣告が出るほど、完治がほぼ不可能ながんだと聞いたことがあります。

まだ53歳だったのに。

ワタシ的には「人生50歳から」なんですよ...。

「Carpe diem」というラテン語の格言。

「Seize the day」という意味で、「その日をつかめ」すなわち「今を生きろ」「今日この日を精一杯生きろ」ということなんですけど、自分の生きている毎日が「何となく目的無しのただ時間が過ぎるだけのような毎日」である気がしまして、「こんなんでいいのか!」と考えてしまいます。

人生短いのよ。特に50歳代は、残りが後どのくらいかわからないの。

「人生50歳から」なんて言っていられないな。毎日を精一杯生きていかないと、いつ終わりが来るかわからないんだわ...。

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2016年10月21日

インターネットがスローな理由

私達はインターネットも電話も携帯も全部、テルストラ(Telstra)というオーストラリアでは最大の通信会社のサービスを利用しております。

インターネット接続は、テルストラの BigPond というブロードバンド通信サービスで、通信データ量は毎月500GBまでというプランです。以前は200GBまでだったのであっという間に限度を超えてしまい、誰が使いすぎているのかと家族で喧嘩になっておりましたけど、500GBに増量されてからは喧嘩は起きなくなりました。

しかし、うちの夫は連日 Netflix で映画やTVドラマを見続けておりますし、息子はオンラインビデオゲーム、娘は一日中YouTubeで音楽を流し続けながらの勉強ということで、あの3人はインターネットのヘビーユーザーなのですよ。(特に夫はひどい。)

1週間ほど前に使用データ量をチェックしたら、なんと月末までまだ何日もあるのに通信データ量が80GB程度しか残っていませんでした。月末といっても、最初のサービス使用開始が22日だったので、うちのプランは22日スタートなんですけど。

とにかくですね家族に注意を呼びかけ、Netflix 中毒者の夫には警告を発したというのに、その翌日には限度を超えていました。

使い過ぎだってば!

以前利用していたプランでは、限度を超えると超過料金を取られるということでした。そしてある時、超過料金1500ドルの請求がきたんだったわ...。1500ドル分も使ったのは夫です。

その後プランを変更いたしまして、限度を超えると超過料金は取られないし引き続きインターネットに接続可能だけど速度が落ちるというプランにしたのです。

ということでですね、現在グーグルのロゴひとつだけのページを表示するだけでも数秒待つ必要があるとほど通信速度が遅くなっておりますので、一般的なウェブサイトの閲覧など不可能でございます。(いやいやそれは正しくないな。不可能じゃないです。ただしものすごく時間がかかるので、表示される前に諦めてしまうの。)

このブロクの表示にも時間がかかります。(さっきは1分くらいかかった...。)今日の記事は、別のアプリで書いたものを貼り付けてなんとかアップを試みます。

仕事にインターネット接続が絶対に必要な私にとっては死活問題ですからね、本当に夫には腹が立っている私です。

明日には復活するはずだけど...。

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2016年10月20日

悲しい中年女性

今日の記事は、先日見かけた一人の女性のことです。それはね、ちょっと悲しい光景でした。

ベンチに座っていたその人は、ヘアスタイルと着ている物から女性だと思ったんですよ。年齢はおそらく私と同じくらいでしょうけど、とても老けて見えました。大変肥満していて、ジャージのパンツの下にのぞく足は、象の足のようでした。

でも、ヨーロッパ系の肥満した女性はまず例外なく大きな胸をしているのに、この女性には胸がない。

「あれ、男?」と思いながら、もう一度チラッと見たの。

そうしたら、大きく突き出たお腹のやや上のあたりに、左右2つの突起が見えました。

ああ、悲しいかな、その突起は乳首だったのです。

お腹に乳首があるわけがないのであって、大きなおっぱいが垂れ下がってお腹の上に乗っかった状態になっていたわけですよ。

どうしてブラジャーを付けないのかしら?あそこまで大きいと、重くて肩が凝るだろうし、姿勢にも良くないし、腰にも悪いだろうに。ブラジャーも買えないほど困窮しているのか、どうでもいいのか...。

あんなに肥満してしまって、歩くのも大変だろうな。

象のような彼女の足の皮膚の状態から想像すると、おそらく糖尿病だな。

このような女性を見て、私はね「さすが世界三大醜女大国オーストラリア」などと笑う気分にはなれないんです。

若い頃には愛らしい女性だったのかもしれない彼女が、何故あんな外見になってしまったのかしら。

ミセス・ツイット(Mrs. Twit)(考えが醜かったために、時を経るにつれて醜い姿になった)のようなタイプか、多くの苦労を重ねてきたのか。

なんだか、悲しかったです。

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2016年10月19日

アメリカだったら訴えられる

今日は娘が学校に行く最後の日でした。

今月末より始まるVCEの試験は、各生徒が慣れ親しんだそれぞれの学校で受験しますので、試験のためには再び学校に行くことにはなるのですが、全員が集まるのは最後の日ということです。

家に持って帰らなければならない持ち物はほぼ全て持って帰っていたのですが、美術の作品だけは展示されていたため、昨日の最後の日に持ち帰るということになっていたようです。

娘の作品は幾つものピースから成り立つ立体作品でしたから、美術教室から道路に駐車した車まで何度も往復して運ばなければなりません。

「お母さんは腰が悪いからいいよ」

娘の親切な言葉を真に受けて車で待っていたお母さんですが、何度も往復して作品を運ぶ娘をただ待つというのもイライラするので(私は待たされるのが大っ嫌いなの)やっぱり手伝うことにしました。

久しぶりに入る美術教室。「ここに来るのも今日が最後だわ」と感慨深く、12年間プラス準備学年の合計13年間の果てしなく長かった時を振り返りつつ、私は比較的軽い(と言っても結構重量はある)作品を運ぶことにしました。

「都市の見えない汚染」をテーマにした作品で、美術担当のC先生をうならせた立体作品でした。LEDライトで都市の高層ビルディングの窓が光り、下水道の汚染との対比が見事な作品です。

その作品を両手に抱えて教室を後にしようとした私は、入り口のところに高さ10センチの段差があることなど気がついていなかったのです!

あああっ...!

バランスを崩し倒れそうになるのを必死にこらえる → しかし腰が持たない → 倒れるしか無い → いやダメだ!作品を落とすわけにはいかない → しかし腰が持たない → ...っていうかもう腰に来ちゃってる → (作品落下) → 転んでしまいたくない → しかし腰が持たない → (激しく転倒)

「お母さん、大丈夫?」

駆け寄る娘のサチ。

床に伸び切ったお母さんは、何故そのような事態に陥ったのか原因を探そうと床に視線を向ける。

「なによそこ、段差があるじゃん!」「何でそんなところに段差があるのよ!」
「危ないじゃないの!」

「そうなの、ここ危ないの。みんなしょっちゅう転びそうになってるの」

「どうして学校は直さないのよ!」「あんなにスポーツ用具を買うだけの予算があるのに!」「アメリカだったら訴えられるよ!」

お母さん、娘に当たってもしょうがないんですよ。

...ということでですね、娘の学校最後の日に、美術教室で激しく転倒して腰と手首を傷めた私です。右膝の下は擦り剥けて、赤くアザになっております。

幸いだったのは、落とした作品が壊れなかったこと。もし壊れていたら、校長室に乗り込むところだったわ!

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2016年10月18日

カレーライスと干しぶどう

我が家の必需食品の一つが干しぶどうです。

レーズンとかサルタナとか、いずれにしてもパントリーに常備していないと家族から不満が出る食品でございます。

グラノーラに混ぜるのにも必要ですが、息子や娘がこの干しぶどうを大量に消費するのですぐになくなってしまいます。最近ケーキやクッキーなど甘いお菓子を作らなくなったために(もちろん買ったりしないし)、甘いものが食べたくなったら彼らにはもう「干しぶどうしか無い!」って感じで貪り食ってます。

1キロ入りの袋で買ってもすぐになくなるってのは、やっぱり食べ過ぎじゃないの?

それはともかく...。

今日の話題は、カレーライスとうちの夫。

夫はカレーライスに干しぶどうを盛大にふりかけて食べるのですよ。

日本の一般的なルウで作った普通のカレーライスなら、まあそれは好みの問題ということで許すけど。結構凝って作ったグルメカレーも、数時間もかけて煮込んだフォンドボービーフカレーも、しっかり玉ねぎを炒めて作った本格的インドカレーも、出汁と醤油ベースの和風カレーも、どんなカレーにも干しぶどうをふりかけて食べるのです。

「あのねえ、今日のカレーには干しぶどうは合わないからね!」
「いや、ボクはカレーには干しぶどうを入れるのが好きなんです」
「でも、今日のカレーは醤油出汁ベースだし、干しぶどうは合わないのよ!」
「ボクの好きなようにして食べます」
「作った人に尊敬を表しなさいよ!まず干しぶどう無しで食べて味を見てみてよ!」

これまで何度こうした言い争いをして来たことか!(怒)

私の知り合いに、どれほど美味しく味付けされた料理でも、魚料理には必ず醤油をかける人がいますけどね、これも料理する人にとって気分は良くないわよ!

「まず醤油無しで味わってみなさいよ!」と言いたいでしょ?

うちの夫にもずっと言ってきたんですよ、「まず干しぶどう無しで味わってみなさいよ!」って。

昨日の晩ご飯は、豚のミンチと豆腐と大量の野菜をカレー風味の醤油出汁で煮たものでした。畑で取れた山盛りのほうれん草が入っておりましたし、インゲンも山ほど入れたのです。そして、かつおだしベースの自家製めんつゆが冷蔵庫で古くなっていたのを見つけたので、それで煮たのです。ちょっとカレー粉も入れてカレー風味を付けたんです。

あなたね、それに干しぶどうを混ぜて食べる?

カレー風味とはいえかつおだしベースのめんつゆの味よ!ほうれん草とインゲンがたっぷりだからとってもグリーンで豆腐がゴロゴロ入ってるのよ!

夫はねえ、これにやっぱり大量の干しぶどうをふりかけて食べました。
 
信じられない!

味音痴もここまで来ると言葉が見つからない!


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2016年10月17日

花粉症とヨーグルトの疑念

プロバイオティクスたっぷりの自家製新鮮ヨーグルトを食べて体質が改善し、長年苦しんだ花粉症を克服したと宣言していた私ですが、これに至るまでの経過は「イージーヨー」あるいは「EasiYo」で検索して読んでください。

自家製新鮮ヨーグルトと言ってもですね、フリーズドライのヨーグルトの素を水に溶かしてお湯につけておくだけという、超簡単にヨーグルトを作れる「イージーヨー(EasiYo)」という便利な商品があるのですよ。これについて、繰り返しこのブログで記事にしてきたのでございます。

だってね、本当に楽になったのよ。昨年の花粉症シーズンなんて、ヘッチャラで家の外に出られたしね、マスク無しで空気を吸い込むこともできたし、ウソのように快適な毎日だったのです。

花粉症の辛さを知らない方には決してご理解いただけないでしょうが、以前はくしゃみが出るとか水のような鼻水がサラサラと滝のように流れ落ちるとか目が痒くて粘膜がジェリーのようにグジュグジュに腫れ上がるとか顔全体が痒くて膨らむとかそんなのいい方で、呼吸困難になるような日もあったんですから。

抗ヒスタミン薬は、毎日の服用が必須でした。

症状が酷い日はね、薬を飲んで窓もドアも全部締め切った家の中で花粉症用ゴーグルとマスクを着用して過ごし、さらに何度もシャワーを浴びたりしてなんとか生き延びていたのです。

そんな私が、普通の暮らしができるようになったのは何故?

絶対にヨーグルトのおかげに違いない!

そういう結論に達していたわけです。

しかし、昨日はかなり辛かったわ。買い物に出かけたColesの店内で、ハックショーン!ハックショーン!の連発は久しぶりでした。

くしゃみ連発の直後には、鼻の粘膜が花粉を洗い流そうとするのでしょうが、大量の鼻水が出ますから油断禁物!

必ずハンカチなりティッシュなりを手に持ち、準備を整えておくことが必要です。私は以前レジの所でくしゃみ連発が発生し、いきなり滝のように流れ出した鼻水が鼻風船化したこともあるのです。

昨日はそこまでの非常事態には至らなかったけど、薬の服用が必要でした。今シーズン3回目です。

例年、私の花粉症が最もひどくなるのは10月下旬から11月にかけてなのですが、ちょっと心配になってきました。

ヨーグルトはほぼ毎日食べています。

夫もヨーグルト療法に取り組んでおりますけど、最近結構つらそうです。それでも「いつもの年に比べたらずっと楽だ」と言っておりますけど。

症状が和らぐだけでも、毎日ヨーグルトを食べる価値がある?

まあそりゃそうだけど、やっぱり完全克服したいと欲が出る私です。

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2016年10月16日

太鼓腹と人生これから

毎月第3土曜日に開かれている地元のコミュニティーマーケット。この運営をやっているうちの夫は、勤めているツールショップでも必ず第3土曜日はお休みにしてもらっています。

連続7日勤務でお疲れの夫でしたが、昨日は5時過ぎには出掛けて行きました。マーケットの朝は早いんですね。準備することがたくさんあるようです。でもね、やりたくてやっているわけです。早起きしてゴルフに出かけるのと同じレジャー活動ですから、どうぞお好きにやってください。

昨日は良い天気で気温も25度を上回り、暑いくらいのマーケット日和でした。

午後帰宅した夫の顔は、日に焼けて真っ赤になっていましたが、私の目が釘付けになったのはその真っ赤な顔ではなく、お腹。

暑かったのでしょう、シャツのボタンを外して前を開けているせいで丸見えのそのお腹は、何と表現したら良いのか...。

ビガスト・ルーザー(Biggest Loser)という減量リアリティーTV番組への出演をオススメしたくなる程の巨大な太鼓腹がズボンのベルトに押し上げられてやや垂れ下がっているという感じ。

(いつの間にそこまでになっていたの!)

私は言葉を失いました、です。

菜食主義化し乳製品を食べなくなった娘の影響で、晩ご飯は比較的低カロリーの野菜中心の食事にしているはずなのに、カロリーの取り過ぎはどこから来ているのか。

大好きなチーズが食べられないので、しょっちゅう自分でチーズを色々買ってきてNetflixを見ながら食べているけど(カウチポテトならぬカウチチーズ)、まずそれは良くないわよね。

それと、ツールショップのオーナーが料理好きだとかで、超高カロリーのケーキやブラウニーを焼いては店に持ってきて、スタッフが自由に食べられるようにしているというのもよくないわよね。

仕事に出ていない時間は殆どTVの前に座っているか寝ているんだから、運動が足りていないわけよね。

マーケットから帰宅後、シャワーを浴びて夜まで寝ていた夫が居間に降りてきたので、私は言いました。

「今日は晩ご飯はないよ。食べなくてもよろしい。どうしても食べたかったら果物でも食べて」「そのお腹は心配なレベルですよ。最近血液検査をしていないでしょ?調べたほうがいいわよ。糖尿病とかになったらまた薬が増えるし、大変よ」「あなたの家系は心臓病の人が多いんだから、ハートアタックとか本気で心配よ」

夫はうなだれて、ヨーグルトとグラノーラを食べていましたが、ポツリと言ったの。

「ボクもうすぐ50よ。もう十分生きましたから...」

何を言うか!

やっと子供たちが大人になって私達は親としての重責を終え、お互いの病気も(うつとか双極性障害とか)安定してきて、これから二人で一緒に楽しいこともできると期待しているのに!

しかし「もう死んでもいい」という考えの人は、長生きのために食べ物に気を使ったり運動をしたりしようという気持ちはないし、食べたいものが晩ご飯に出てこないと自分で買って食べるしね。

「人生50でもう十分」じゃあなくて「人生は50から」と前向きに考えるには、やはり何かやりたいとかやり遂げたいと思うことがないとね。確かに夫の毎日は、生活費を稼ぐために働くだけの日々なのかもしれない。コミュニティー奉仕活動がせめてもの楽しみということか。

何のために生きるのか、生きるために生きているのか...。

この記事を書きながら、結局自分自身の生き方を考えることになってしまいました。

私はやりたいことがあるのよ。私は旅行がしたいの!ヨーロッパに行きたいの!夫と一緒に!

だから夫よ、「もう十分生きました」なんて言わないでください。

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2016年10月15日

最優秀賞を受賞

ええっと、恐縮ですが、本日の記事は再び「親バカの自慢話」となりますのでよろしくお願いします。

今年12年生(日本でいえば高校3年生)の娘のサチですが、昨日の金曜日を持って授業は終了いたしました。前日の夜には、以前の記事にも書きましたが「ヴァレディレクトリー・ナイト(Vakedictory Night)」という卒業イベントがありました。生徒も保護者も先生方もみんな正装して集うフォーマルなイベントでしたけど、うちの娘は行来たくないと言うので私達は出席しませんでした。(残念...)

息子のカイが卒業する時には出席しましたが、長い長いイベントでして、多くの人のスピーチと各賞の受賞者発表および賞状&賞品の授与というのが延々と続くのでした。テーブルに着席してコースディナーをいただきながら&お酒も飲みながらの数時間ですけど、長かったです。

出席しなかったそのヴァレディレクトリー・ナイトですが、一番気になっていたのは各教科のトップの生徒(最も優れた成績を収めた生徒)の発表です。

昨年は、まだ11年生であった娘のサチは「心理学」の12年生クラスで学びまして、最優秀生徒になったのですけど、今年は最低でも「英語」でトップになるんじゃないかと思っていたんです。だってね、今年一年間、テストも課題も全てA+を取ってきたんです。

結果は、やっぱり「英語」で、そして「文学」でもトップだったそうです。

賞状と商品(読みたいと思っていたという分厚い本と Dymocksという本屋の30ドル分商品券)をもらって帰りました。本人も納得の受賞でございました。

授業は終わりましたが、来週の火曜日が最後の日になるそうです。

月曜日は、娘の通うハイスクールの伝統的行事である「12年生仮装の日」でして、仮装したい12年生は仮装して学校に来て、全校生徒に見せるために仮装パレードをおこない、その後一日を楽しく過ごすという日です。ちなみに娘は参加しないから家にいるんだそうです。

そして火曜日に最後の学年集会が開かれ、色々注意事項を聞いて(羽目をはずして悪いことをしないように)ついに学校に別れを告げるということになる... というわけではなくてですね、このへんややこしいの!

まだ学校には行かなくちゃあいけません。VCEの試験が待っていますからね。高校卒業資格取得のためにはVCEの試験をパスしなくちゃあいけませんから!

また、進学を目指す生徒たちは、パスすればいいんじゃあなくて、自分が行きたい大学なり学校に入るために必要なポイントを取らなくてはいけません。これまでのVCEコース2年間における課題やテストの成績と今月末から始まる一連の試験結果(最重要!)に応じてATAR(Australian Tertiary Admission Rank)というポイントが出るのです。

さあ、いよいよですよ。

頑張ってください。

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2016年10月14日

落とし物を拾ったらどうするか

道路あるいは建物内の床に物が落ちていた時どうするかというのは、文化的な習慣や価値観が大きく影響しますよね。

善悪の判断というのは、人が生まれながらに持っている能力ではなく、教育によって教えられるものですから。

先日、ショッピングセンターでお金を拾っった時、一体どうしたら良いのかと私は判断に苦労しました。周囲にいた人に「お金を落としませんでしたか?」と尋ねてみたものの、落としたという人は当然いません。

お財布だったらショッピングセンターの管理オフィスにでも届けますけど、ただの10ドル札です。近所のお店の人に預けるというのも無意味なことだし、人々が「あなたラッキーだったね」と言うので、私が自分のものにして当然ということで理解すればいいのでしょうが、それはかなり気がひけるのです。

そう言えば、かつて見た「チャーリーとチョコレート工場」という映画で、主人公のチャーリーが拾ったお金でチョコレートを買い、ウィリー・ウォンカのチョコレート工場への金色のチケットを手に入れるんですが、「拾ったお金でチョコレートを買う」という行為に違和感を感じたんですよねえ。

結局、10ドル札は私の財布に入ってしまいましたけど、何と言うか、どうしても付きまとう罪の意識

いつだったか、IKEA という店で小さな子供靴を一足見つけたことがあります。拾おうとする私に、見知らぬ人が「落とした人が探しに来るからそのままにしておけ」と言ったんですが、私はそのままにしておくことができず、その小さな靴を手にとって目立つように手に持ち、落し物を探している様子の人を探しました。

しばらくして私が手に持つ靴に目を留めた人がいました。インド系の少女でした。近くにはその子のお母さんと思われる人がベビーカーを押しながら、靴を探していました。お母さんに靴をお渡ししてホッとしました。すぐに見つからなければお店のスタッフに渡すつもりでしたけど、拾ったりせずにそのままにするべきなのでしょうか?

皆さんは、道路に帽子とかハンカチとかが落ちていたらどうします?

日本人的には、踏まれたりしないように、また探しに来た人が見つけやすいように、そっと道路脇の目立つ場所に置きますよねえ。

あるいは、近くに交番でもあれば、たとえ帽子やハンカチでもそこへ持って行くかもしれない。

「落ちていたものは自分のもの」じゃあなくて、「落ちていたものは落とした誰かのもの」であって、それを自分のものにするというのは「間違ったおこない」ですよね。落とした誰かがそれを見つけられるように自分ができる最善のことをするのが「正しいおこない」でしょ?

私は日本にいる頃、電車にバッグを来忘れたこともあるし、車や家の鍵を付けたキーリングを落としたことがあるんです。バッグは駅に電話したらすでに管理されていて、翌日手元に戻ってきました。鍵は警察に相談したら、すでに届けられていました。

失くしたと思ったものが手元に戻ってくる確率が高い日本という国。

自分が生まれ育った国について、誇らしく思えることの一つです。

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2016年10月13日

爆睡と罪悪感

今朝5時過ぎに目が覚めた時、窓の外はまだ薄暗く、そんな時刻に起きるのも無駄である気がして、もう少し眠ったほうが得策であると判断いたしました。

その後、私はヨーロッパ旅行に出たのです。

...と言うか、ストーリーはもっと複雑でしたけど。

タイムスリップして現れた第2次世界大戦時の軍艦(アメリカ軍と思われる)とその乗組員である兵士たち。うちの夫やまだ幼い子供たちと共に戸惑う兵士たちと触れ合ううちに、軍艦でクルーズ旅行をすることに。

ところが再びタイムスリップが始まり、軍艦も兵士たちの殆ども未知の世界に消えてしまった。

残った人々と我々家族は、プライベートジェット機で帰国の途につくことになったのですが、ヨーロッパの街や村の上空を(建物すれすれに)飛びながら美しい景色に見とれておりましたら、アルプスの小さなリゾート村で一時停車(観光バスみたいに)することになりまして、昼寝に飽きた私が村を散策していたら、村の広場でハンググライダー世界選手権が開かれており、広場には何と和食の店「うさぎ屋」なる軽食堂もありまして、「ヨーロッパにまで来て和食を食べるか!」と軽食堂は素通りしてその横に見つけた階段で家族や残された人々が休息しているはずのリゾートホテルに戻ろうと思ったら、腰や膝が痛くて階段を上がるのに苦労し、見知らぬ老人の手を借りてやっと上まで上がったら、ジェット機は離陸準備を始めており、早く戻らないといけないのに腰も膝も痛くて思うように動けず「どうしよう、乗り遅れる!」と焦っていたら目が覚めました。

窓の外は眩しいほどに明るく、iPhone で時間をチェックすると8時半。

えっ?

あわてて起きても、家にはもう誰もいないのでした。

昨夜は10時過ぎにはベッドに入ったんです。もちろん非難部屋のベッド。夜中と早朝に二度目が覚めたとはいえ、睡眠時間10時間超え!

夫も子供たちもみんな出かけた後に、日もすでに高く眩しく輝いているこんな時刻に起きてくるお母さんは、恥ずかしいですか?

本人はそう感じております。

すみません。

全て非難部屋のせいです。快適すぎるんです。静かすぎるんです。眠れすぎるんです。

これからは目覚ましをセットしておかなくちゃあ駄目だわ。

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2016年10月12日

芸術作品の検閲

娘のサチのハイスクール生活も最終週となりました。現在、アート、デザイン、木工、調理などのクラスで学んだ生徒達の卒業制作作品が学校の図書館に展示されています。

昨日は午後6時より一般公開ということで、夫と娘と一緒に展示を見に行ったんです。

娘が我が家のダイニングテーブルを作業台にして作ったのは、3つのピースからなる立体作品で、いずれも政治問題&社会問題がテーマでした。(言っておきますけど、我が家は放任主義というかほったらかしですから、最後の最後まで親が娘の作品制作に手を貸すことはありませんでしたよ。夫が電動工具の使い方を教えたくらい。)

3つのピースの一つは「原爆投下」がテーマで、トルーマン大統領が原子爆弾をジャグリングしているもの。背景には無残に破壊され尽くされた広島の街が広がります。

もう一つは「2016年アメリカ大統領選挙」がテーマで、トランプおよびクリントン両候補の頭像です。彼らを象徴する言葉や成句が台座を埋め尽くしています。

もう一つは「ミソジニズム」がテーマでした。

「でした」と過去形なのは、作品の展示を見た副校長の指摘により、この作品は展示に不適切ということで撤去されたからなのです。

何だよそれ!


十字架に縛られたバービー人形が蔑視の対象となる「女性」を象徴しています。背景はアダムとイブ。頭髪を刈られたバービーは股間から血を流しています。

ヌードの絵などもちろん展示されている中、この娘の作品は検閲で撤去されたんですよ。これってそれほどの問題作品ですか?

アートのクラスのC先生は非常に不満であったらしいけど、学校の方針には逆らえなかったのか。また娘は、そのC先生がトラブルに巻き込まれて欲しくないからと、さっさと作品を撤去したんだとか。

副校長の指摘によると、一般公開には生徒の妹弟もやってくる可能性があり、子供に見せるには不適切だとのことなんですけど、親が説明することができますよねえ。映画の指定表示的に言えば、「M」とまでいかなくて「PG」くらいでOKなんじゃないの?

まあ、夫は娘の作品が検閲問題を引き起こしたことで「よくやった!」とガッツポーズでしたけど。

皆さま、いかがお考えでしょうか?

ところで、娘が言うには、この3つ目の作品の当初のコンセプトは違っていたんだそうです。テーマは「キリスト教会による児童虐待」だったんですって。神父に縛られた子供が性的虐待を受ける立体像というのだったんだそうです。

しかし、ハイスクールレベルでは許されないだろうと思いあきらめたと言っておりました。そりゃあね、このバービーが駄目なら、性的虐待を受ける子供は絶対に展示不可ですよ。

そういうのを作ろうと考えるうちの娘ですが、もうすぐ18歳になります。

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2016年10月11日

中国系移民の迫力すごい

20年以上も前のこと、メルボルンに住み始めた頃、リッチモンド(Richmond)とかボックスヒル(Box Hill)といったアジア系の人が多く住む街に行き、珍しい食べ物や彼らのカルチャーを楽しんだものです。

その後、ボックス匕ル周辺の街、特に北側のエリアに中国系の人が増えてきました。特にドンカスター(Doncaster)という街の周辺は、風水的に良い土地であるらしいという話で、年々凄まじい勢いで中国系人口が増えましたが、その頃でも私が住んでいたリングウッド(Ringwood)ではめったにアジア系の人を見ることはなかったんですよ。

しかし、現在はどうなっているかというと、家が売りに出されるとまず買うのは中国系の家族(あるいは住宅開発業者)。同時進行で、地元の小売店やテイクアウェイの店などが次々に中国系に買われて行き、ピザ屋もフィッシュ&チップス屋も新聞屋もレンタルビデオ屋も何もかも中国系経営となっていきました。

ここ数年でどんどん中国系人口は増え続け、アジア食品店が次々にオープンしたのは嬉しかったですけど、近頃はショッピングセンターなども中国系の人だらけで圧倒されるのです。

ショッピングセンター内のお店の多くで中国系の人が働いていて、買い物客とお店の人は中国語で会話しています。見た目が中国人であるらしい私は、至る所で当然のように中国語で話しかけられるので困るんですよ。お店の人にも買い物客にも。

そして実感するのは、彼らの自信に満ち溢れた堂々たる態度!

彼らの多くは英語が上手に話せません。年配の中国系移民は、まず全く英語は通じません。でもね、英語がうまく話せなくても全然通じなくても、彼らは自信に溢れた様子で例外なくものすごい大声で話している。

ありとあらゆる分野で、中国系の人達が会社を作り店を出し中国語でのサービスを充実し続けているせいか、彼らは生活に困ることは全くなさそうです。全て中国語で生活できるんですからねえ。

ちなみに、メルボルンの家庭で話される言語のうち、英語以外で最も多いのは中国語なんですよ。そうだろうなあ。

彼らの商売(金儲け)にかける活力というかメンタルの力は、本当にすごいね。悔しいような羨ましいような...。

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2016年10月10日

長時間の大停電

予定を変更いたしまして停電の話です。

昨日はヴィクトリア州のほぼ全土に強風暴風警報あるいは注意報が出ておりました。「ダメージング・ウインド(Damaging Wind)が吹くぞ!」と注意喚起を呼びかけられても、家の周囲にあるユーカリの大木が倒れるとどうにもなりませんよ。

無駄な外出を避けてちゃんと家の中にいた女性が、大木の直撃を受けて亡くなったとのニュースがありました。

各地で大きな木が倒れ、家屋が壊れたり道路が通行不能になるなど、被害が続出した模様です。

私達家族の住むエリアでも強い風は吹きましたが、木が倒れるほどではありませんでした。しかし、午後1時すぎ、停電が発生。風の強い日にはよくあることですから、全然驚きません。まあそのうち電気は来るだろうのんびり構えておりました。

ところが、2時間たっても3時間たっても電気は来ない。

そろそろ、冷蔵庫や冷凍庫(冷蔵庫とは独立した冷凍専門のやつ)が心配になり始めた頃、夫が仕事から帰ってまいりました。昨日の日曜日は、仕事だったんです。

ちょうどそこへ夫の知人から電話があり、停電は8時頃まで続くらしいと知らされました。冷蔵庫と冷凍庫の中身がいよいよ心配になり始めた頃、ガレージから聞こえてきたエンジン音。

発電機でした。

いつの間に買っていたの...。

まあいいわ、こういう時に便利ではあるしな。

そして、その発電機を動かすためのガソリンも、発電機からキッチンまで電気を引く長い屋外用延長コードもテーブルタップも、発電機の騒音を抑えるためのパネルも、グッチャグチャのゴミ屋敷状態ガレージから何でも出てくるんだわ、これが!

停電はその後も続き、明るいうちに晩ご飯を済ませました。簡単に作れるハンバーガーにしました。ハンバーガーは肉を焼くだけだから電気はいらないしね。

そして、ついに夜になりまして何年ぶりかのろうそく生活です。

停電の状況を調べたり暇つぶしにインターネットをやっているうちに、私の iPhone はあっという間にバッテリーが空寸前になってしまいましたが、夫は自分の iPad でずっと何か見ている。どうやっているのかと思ったら、大容量電池で iPad を充電する充電器を使っていたのです。

いつの間にそんなものを買っていたの...。

夫がシャワーをしてからもう寝ると言うので、バスルームも真っ暗なのでろうそくを入れたランタンを持っていくと良いよと言いますと、「そんなものはいらない」と言ってポケットから小さなトーチのようなものを取り出しました。

その小さなトーチはLEDライト製で、ランタンとしても使えるスグレモノでした。

なんでも持ってるわねえ!

夫は、ツールショップに勤めているせいもあって、ちょっといい道具とかガジェット(気の利いた小道具や装置)を見ると、私が知らないうちについ色々買ってしまっているようです。道理でいつでも金欠なんだわ。

停電は夜中になってもまだ続き、2時半頃に目が覚めた時もまだ停電していましたが、5時頃に目が覚めた時には電気がきていました。

徹夜で働いて下さった方々のおかげです。

現在朝の8時過ぎ。まだ2万軒近くの家庭が停電しています。

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2016年10月9日

住宅価格がすごすぎる

近所の家が売りに出されました。外から見るとしょぼい家なのに、中はかなりおしゃれで、裏にはプールもあったようです。

希望販売価格1.4Mから1.6Mドルだとか。「M」というのはミリオンの「M」ですよ。1ミリオンドルは約1億円という計算なので、つまりこの家は1億5千万円前後という価格です。

何それ!

この家の住人のことはよく知らないのですが、両隣りは相当のボロ屋。夫の話によると、片方の家の持ち主は知的障害のある男性で、知人だというお爺さんと一緒に住んでいて、二人とも家周りの手入れなどできないので人が住んでいるとは思えないほど荒れています。

もう片方の家は、DIYでリフォームを始めたもののご主人がうつ病になり、リフォームは途中止め。外壁も木枠が丸出し、シートも丸見えのままになっています。お気の毒な老夫婦が二人暮らしだそうですが、こちらもひっそりとしていて人が住んでいる気配はありません。

このような家に挟まれた家は、1億5千万円で売れるのでしょうかねえ。

それにしても、住宅価格が高騰し続けているメルボルンでは、自分の家を持つという夢は、非現実的になってきています。「もうすぐバブルが弾けるぞ」と言われながらすでに10年以上になりますが、バブルが弾けるどころかさらに値上がりが続いているんです。

私達がここ20年ほど住んでいるリングウッドの北側エリアでも、現在多くの家が売りに出されています。有名ウェブサイト realestate.com.au をご覧くださいよ。すごいから!

このエリアでは、寝室の数が3〜4の比較的上等の住宅が、私達が住み始めた頃は30万ドルくらいでした。(3千万円くらいです。)それが、最近は80万ドルくらいするんだからね!

もうむちゃくちゃよ!

ところが、こんな途方もない値段でもへっちゃらで買っていく中国系移民の皆さん。

そうなんです。ここ数年、このエリアでは家が売りに出ると買うのは中国系の家族(または住宅開発業者)である場合が多くて、どんどん中国系の人口が増えているんです。

彼らの経済力はどうしたんですか?どうしてあんなにお金持ちなの?

(中国系の移民の話はまた明日。)

自分の家が持てなければ、賃貸という選択しかないのですけどね、賃貸住宅の数が絶対的に足りていない!

だから、市場は完全に貸主が有利です。そうなると家賃が高騰するのは必至。

メルボルンの郊外には、低所得者向け公営低家賃住宅なんて殆どありませんから、低所得家族や何らかの理由で所得がない人たちは、本当に生活が大変なんですよ。

子供がいる家族なら1ルームアパートというわけにはいきません。比較的小さい家でも家賃は月10万円以上はしますから、生活保護手当などではまったく生活できません。

私達家族だって、一時期ホームレスになっても不思議ではない頃があったのよ。

メルボルンは、住宅も光熱費も食費も、とにかく生活にものすごくお金がかかります。これが「世界で最も住みやすい街」ですって?

それは経済的にゆとりのある人々にとっての話でしょう。


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2016年10月8日

足首痛とピンクの杖

「腰が痛い、膝が痛いと、老化の進むヒロコさん、今度は足首ですか!」とお思いのあなた、足首が痛くて歩行困難になっているのは息子のカイです。

言っておきますけど、もうすぐ20歳の息子は、ほぼ毎日座りっぱなしか寝転びっぱなしの生活で、相当運動不足な若者です。運動らしい運動とは、駅から学校まで歩くことくらい。

この息子が、水曜日の朝起きたら足首が痛くなっていたというのです。午後には痛みが悪化して歩くのが困難になったと。

息子は子供の頃から痛みに弱くて大げさだから、痛みがどれほどひどいのか分かりませんが、部屋のドアからわずか2メートル先のトイレまで歩くのに「アアアア、ウウウウ」と声を上げているところを見ると、本当に痛いらしい。

「お母さんが腰が悪い時に使っていた杖があるよ。使う?」
「うん、使う。どこにあるの?」
「玄関のところ」
「......」

黙って突っ立っている息子を見て、「玄関のコートハンガーのところだよ」と言ってから気がついた。息子は玄関まで杖を取りに行くことさえ困難なのだから、こういう時はお母さんが取りに行ってあげなくちゃ。(お母さん、もう少し優しくしてあげなさい。)

杖は大変役に立っているようです。

「これがあるとすっごいラク!」とのことですが、杖をついても足を引きずりヨタヨタとしか歩けませんので、数メートル移動するにも時間がかかります。

それにしても、なんでこんなことになったんでしょうねえ。

「1週間ほど前に足首を捻ったような気がする」という息子。あのねえ、足首を捻ってから1週間後に痛みが発生するような捻挫はないんです。

「じゃあ、寝ている間に捻挫したかなあ」

息子よ、寝ている間に捻挫とか、それもないと思うよ。

それにしても、月曜日にまだ痛いとちょっと大変ですよ。杖をついて学校に行くのはいいけどね、私の杖はピンク色なんです。

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2016年10月7日

春は花粉症だけじゃない

水曜日は寒かったんですよ。メルボルン的には真冬並みの寒さと言って良いほどでした。我が家の周辺では、最高気温は13度ほどだったかな。山の上の方では雪が降ったりしたんですからね。雨まじりの寒風吹き荒れる中、畑まで野菜を取りに行く時も「寒い〜!」と思わず叫ぶ寒さ。もちろん我が家の暖房は一日中フル稼働。

そして木曜日の昨日、最高気温が25度を超えたんですから北国的には夏の暑さ。ここんとこずっと雨が続いて地面が十分な水分を含んでいたので、昨日のように気温が上がると一気に草が伸びます。じっと見ていると伸びているのが分かるほど。(ちょっと大げさ。)

洗濯物を干しに出たついでに草取りでもしようかと、憎き「ケープウィード」(全身筋肉痛9/9)を見つけては抜いていたら鼻がムズムズし始めて、くしゃみも出始めました!

ヨーグルトのおかげで花粉症の症状は殆ど出なくなったとはいえ、昨日のように晴れて乾燥した暖かい北風が内陸部から吹いてくるような日は、やっぱり外には出ないほうがよろしいようです。

抗ヒスタミン薬を飲まないで何とか過ごそうとしたのですけど、くしゃみが止まらなくなり、鼻の奥がツーンと痛いような感じでサラサラの鼻水が流れ落ち始めましたので、もうそうなると薬なしではやれません。

2016年の春、抗ヒスタミン薬服用一回目となりましたが、これから年末までの花粉症シーズンはどうなるかなあ。一応ヨーグルトは毎日食べています。

ところでねえ、夕方からくしゃみと息苦しさがひどくなりまして、目も痒いけど耳の中も痒くなったんですけど、これも花粉症の症状?綿棒でゴリゴリ擦らないとたまらない痒さだったんです。

さらに、寝室の気温が高くて暑苦しい上に、蚊は出るわ、ハエも出るわ、カーペットの上にはダンゴムシ!

家の周りはアリだらけ!(家の中じゃなくてよかった...。)

メルボルンの春夏が嫌いな理由はこれなんです!

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2016年10月6日

遺伝するイビキ

昨日の午後5時前、仕事を終えて「そろそろ晩ご飯を何にするか考えなくちゃあなあ」などと考えていた時のこと。居間の方からイビキのような音が聞こえて来るのに気がつきました。

あれっ、夫が帰っている!

おかしいなあ、夫が帰宅するのはいつも早くて6時頃なのに、どうしたんだろ?

「ただいま」も言わずに帰ってきて、また居間のソファで寝ているのか。何があったの?どうしたの?

仕事部屋を出て、家の反対側の方にある居間へと向かう私。

居間に近づいているからという以上に、イビキの轟音そのものがだんだん大音量になってきていました。まあね、何があったにせよ一応寝ているんですから、「いつの間に帰ったのよお!」と大声を上げて起こさないようにと、私もそのくらいの気配りはしつつですね、そおっと居間を覗くと...。

轟音を響かせ、ソファにひっくり返って寝ていたのは、夫ではなく息子のカイでした。

うそ!

夫のイビキを20年以上に渡って聞き続けているこの私の耳をもってしても、区別がつかないほどそっくりなイビキ。音といい「グオッグオッ」とか「グワォングワォン」とか時々入る「ガガガガーグワッ」とか「ブルブル」という音の組み立てまでもが似ている。

顔も体型も私にそっくりな息子は、夫とは親子とは思えないほど似ていないのですが、「天然パーマ」とか「運動神経が切れているところ」とか「何でも最後の最後まで先延ばしにして危機に陥るという性格」とか、たしかに父親の遺伝子を受け継いでいると思えることは色々あるんですけど、イビキを発生させる鼻の構造も似ているわけだわ。

いやあ、この息子。将来パートナーを見つけて一緒に暮らすようになる時が来るとしたらですね、私はそのパートナーさんに同情いたしますよ。本当にね、大変な苦労が待っているわけです。

まだラブラブな若いうちから、「一番いいのは夫婦別寝室よ」とオススメするのもあれだしな...。

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2016年10月5日

女のくせに!

日頃、安全運転を心がける私は(夫に言わせると「もたもた運転」)これまでに速度違反で罰金を食らった事が3回もあるんです。(泣)

前回の違反は昨年11月の私の誕生日。ケーキ作りの材料を買っての帰り道、6キロ速度超過をカメラに撮られてて、罰金190ドルを払わされました。

もちろんポイントもごっそり取られました。

「もう二度と罰金を払うようなことはしない!」と固く決心した私は、以来完全に制限速度厳守で運転しております。

制限速度を守るとやはり後続車が連なりますよ。テイルゲイトもされますけど(後ろにピッタリとくっついて運転される)、もう気にしないと決めんたんです。

そして今日のこと。

リングウッドの片側2車線道路を運転中、はるか後ろから車線を変えながら(要するにジグザグ運転)前の車を追い越し続ける車が私のカローラに近づいて来ました。制限時速60キロをオーバーしているのは確実です。

暴走運転者といえば「ユートと呼ばれるトラック型の車を運転する若い男」というステレオタイプが私にはあるんですけど、この車はダークブルーのトヨタRAVだった!

RAVはあっという間に私に追いつき後ろにピッタリくっついた。見ると、運転しているのは若いお母さん風の白人女。ヘッドライトが見えないほどくっついてる。

「気にしない、気にしない」

RAVはすかさず車線を変更し、私を追い越してから再び車線を変更し、無理やり私のすぐ前に割り込み!

「おのれ、そこまでして抜きたいか!」

RAVの前にいた車が左折していなくなるとグワーンとアクセルを吹かして速度を上げ始めた、とその時、対向車がヘッドライトをフラッシュ!(速度違反を写真に取るカメラを搭載した車がどこかにいるぞということです。)

するとRAVはいきなり速度を落として60キロぴったりで行くんだわ、これが。

当然私はRAVに追いついたんだけど、なぜかどんどん速度を落とすRAV。「おいおい、どうしたの?」と思った途端、方向指示器も出さずにまさかの右折!

「何だお前、女のくせに!」

と、差別的な言葉を叫んだお下品なヤツは私です。

運転してると人格が変わるのは何故なんでしょうか。普段は決してこんな言葉を口にするような人間ではないんですけど、運転中はドナルド・トランプに負けないくらい Easily Provoked で汚い言葉を思わず叫んだりするんだわ...。

RAVの女も人格が変わるタイプ?

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2016年10月4日

早寝熟睡二度寝に昼寝

「春眠暁を覚えず、処処啼鳥を聞く、夜来風雨の音、花落つること知る多少」とは、よく言ったものです、ホント。

昨夜もこの有名な孟浩然の詩のとおりでしたよ、私は。

不眠で医者に睡眠導入剤やら睡眠ホルモン薬やら処方してもらい、それでも眠れないわあ夜中に目が覚めるわあと、日々苦しんでいた頃があったということすらウソのようです。

そりゃ今でもね、夜中に一度は目が覚めておトイレに行くこともありますけ、再び寝付くのに苦労することなどありません。夜の9時を過ぎる頃には眠くなり、10時頃までにはまず間違いなく寝床に入ってしまいます。

そして、眠くなるまで本を読むかiPhoneでニュースなど読んだりしようとはするんだけど、数分のうちに眠りに落ちてしまう。

早朝にたとえ目が覚めても二度寝をしてしまう。先週は息子も娘も学校が春休みだったから気が緩んじゃって、やっと起きた頃には夫は仕事に出かけた後だったりして、申し訳ない。

窓の外を見ると木の枝が落ちていたりして、「あら嵐でも来たのかしら」と思ったり。

昼ご飯を食べた後は、必ず眠くなる。そんな時にうっかりソファに横になったらもうダメだ。いつのまにか爆睡していて、ハッと気づいたらもう3時なんてことも。

「こんなんでいいのか!」と自問しながらも、仕事が来ない日はついつい寝ている私です。

春だしねえ、こういう時期があってもいいか...。


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2016年10月3日

今日から4学期

2週間の春休みが終わり、昨日から夏時間も始まって、息子のカイも娘のサチも今日から学校です。

息子は2年コース最後の卒業プロジェクトで忙しくなることでしょう。とにかくビデオゲーム制作会社に認めてもらえるような良い作品を作って、卒業後にちゃんと就職してくれることがお母さんお望みです。

娘は春休みの2週間どこにも出かけず、VCE の試験に向けた勉強の毎日でした。(気分転換に読書やエクササイズはやっていましたけど。)我が家のダイニングテーブルはここ数週間ずっと娘の勉強机と化していて、テーブルで食事はできません。


今日から4学期が始まりますが、12年生の授業があるのは2週間だけです。今月末からいよいよ試験が始まるのです。最初の試験は必須科目の「英語」です。来月、全試験が終わった時、またテーブルで食事ができるようになるはず!

今日のメルボルンは朝から快晴です。

皆さん、良い一日を!

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2016年10月2日

政治家のレベルが低いという話

まだ日本にいた頃、政治家のレベルが低いという話をよく聞いたものですが、あの頃から20年以上がたちまして、昨今の日本の政治家はどうなんでしょう?

毎日のように政治家の失言や不祥事が報道されて批判されておりましたけど、そういう人達を選挙で選んだのは日本の国民。投票が義務ではなくて権利という国ですから、投票率が低くてあきれるほどでしたけど、最近はどうなんですか?

相変わらず世襲議員とかシロウト議員も多いの?

オーストラリアでは投票が国民の義務ですし、国民の政治への感心は日本より遥かに高いです。高校生大学生くらいの年齢の人達の間でも政治が話題になることがしばしばですし。また、選挙で選ばれた議員達は「政治を仕事にするただの公務員」という印象が強いです。

女性議員も多いですし移民出身の議員も結構います。理想と希望に溢れる若い議員もいますが、殆どは40代から50代です。年老いても権力にしがみつくような人はいませんね。

もちろんオーストラリアにも政治資金不正使用とか汚職と言ったスキャンダルもありますけど、スキャンダルが出るとアウトですし。(以前、NSW州の知事が高価なワインを貰っていたとかで辞職しました。)どの議員もしっかり仕事をしないと次の選挙で負ける可能性に常に直面しているわけですから、真面目に政治の仕事をやっているように見えます。

それにしても、政治家のレベルの話をするのなら、かつて世界の大国であった米国の大統領選挙はどうよ!

もう聞いていられない低俗さじゃないですか?特に共和党候補のドナルド・トランプ暴言王の低俗さは、目に余るじゃないですか?呆れて物が言えないレベルです。

そして、あんな人間を大統領候補に選んだ米国の国民。

最近のあの国のカオス(大混乱)を見ると、自業自得としか言いようがない。大統領だけじゃない、国の政治を任す議員を選んでいるのも国民よ。あの国では、政治に大金が必要ならしいですから、議員たちはたくさんお金を恵んでくれる企業に好ましくない政策はとれないらしい。だから銃規制なんてできないんだわ。

でも、大統領選挙と同時期におこなわれる連邦議会議員選挙で、共和党が議席を失う可能性もありますね。オバマ大統領を苦しめた共和党政権(上下両院で過半数)がここで負けたら、あの国にも希望が見えてくるかもしれないと思います。

オーストラリアの政治ニュースはですね、政策問題が話題です。少なくともセックステープや不倫が話題になったりはしません。

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2016年10月1日

夫と行くALDI

オーストラリアにお住まいの方で ALDI をご存知ない方は少ないうと思うんですけど、ちょっと説明いたしますと、ALDI とは「アルディ」と発音いたしまして、ドイツのディスカウントスーパーチェーンです。

世界中で9000店舗以上展開しているそうです。

スーパーマーケットですが売られている商品は限定的で、野菜や果物でもALDIでは手に入らない物も多いです。でも日常必要なものはまずほとんどここで揃います。一般的なスーパーで人気の商品とALDIブランドの商品を比べると、とにかく安いです。ですから1回あたりの買い物合計金額には他のスーパーで買う場合と大きな差が出ます。

また、ALDI には期間限定の目玉商品というのがありまして、コンピューター、電気製品、家具、自転車、電動工具、ガーデニング道具、衣類、ファッション小物など、何でもあり!

しかし、これらの目玉商品は在庫数が非常に少ないので、早い者勝ちということになる場合がほとんどです。別の言い方をすれば、売れ残りやムダが出にくいということ。

価格を抑えるための経費削減に努めている様子で、よく商品がパレットに積んだまま置かれていたりします。

レジ係が座ったままというのも珍しいですが、彼らはお客が買った商品を袋に詰めたりしてくれません。袋も有料ですから、自分の買い物袋を持って行かなければなりませんよ。

ALDI のレジ係は世界最速を自負するくらいですから、商品を目にも留まらぬ速さでスキャンして行きますので、お客はそれらをレジの所で買い物袋に詰めたりする時間などありません!

額に汗をにじませる頑張りで、買ったものを即座にショッピングカートに戻すだけで精一杯。代金を支払った後、荷物を袋に詰めるためのコーナーでせっせと自分で袋や箱に詰めるのです。

先日初めて夫と一緒にALDI に行きました。

夫はショッピングカート押し係を買って出たのはいいけど、ただ押しているだけ、あるいは突っ立っているだけ。買い物に来たんだから商品を選んだり、自ら手に取ってカートに入れたりすればいいのに。

私が野菜を選んでいる間、ずっとチキンのコーナーの横に突っ立っている夫。

「チキン買う?」
「イエス、モモ肉プリーズ」

(お前なあ、自分のほうが近くにいるじゃん。自分で選んで入れろよ!)

さて、レジのところにやって来ました。ベルトコンベアの上に商品を置く私の横で、腕組みして突っ立っている夫。

(おい、なんで手伝わないんだよ?)

さあて、レジ係のお兄ちゃんが世界最速チェックアウトの腕を披露してくれます。凄まじい速さでスキャンしていきます。スキャン後の商品を必死でカートに戻す私の横で、腕組みして突っ立っている夫。

(あああ... いつものように「手伝って!」と言わなければ、手伝うべきだということに気づかないんだろうか?)

代金支払い後、買い物袋に商品を詰めていると、相変わらず腕組みして突っ立っていた夫が、はたと何かに気づいたように買い物を袋に詰め始めました。

(やっと気づいたか!)

うちの夫は、いつもこんなんです。そして、うちの息子もまったくそっくり。あいつらは、一緒に買物に行ったりしても、ついて歩くだけ、突っ立っているだけ。「ちょっと手伝って!」と一言いえばちゃんと手伝ってはくれますけど。おそらく白日夢でも見てるのでしょう。

あの二人は食品や日用品の買い物に興味が無いんだと、それはわかっているんですけどね。

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