2012年8月13日

鈴なりレモン、いくらなんでも...

今日のメルボルンは、真冬から一気に初夏!といった感じの快晴だ。

私は、天気が良いと掃除や洗濯がしたくなる悲しい性分で、恐る恐る外に出て深呼吸をしてみたところくしゃみも出ないし目のかゆみも感じなかったので、安心して家中の窓を開けた。

洗濯、山盛り2杯!
ここしばらく腰痛を理由に掃除をサボっていたシャワーをピカピカに磨き上げる!
家中をダイソンの掃除機で徹底的に吸いまくる!

「ヤルゾ!」と決めたら、ついついやりすぎてしまうたちの私。当然のように腰が痛み始めたが、家の中がきれいになって気持ちが良い。

あまりに気持ちが良いので裏庭に出てみて驚いた。日頃キッチンの窓から見下ろしていたレモンの木に、気持ちが悪くなるほど鈴なりにレモンがなっているのだ。


特に、日が良く当たる側、すなわちキッチンから見ると裏側のあたりは、もう「うじゃうじゃ」といった文法上正しくなくてもそう形容したくなるほど、うじゃうじゃなっている!



「気持ちが悪くなるほど」というのは、その...ですね、たくさんなりすぎていて見た目が気持ち悪いというだけではなく、木の下に山ほど落ちていて、腐り、カビが生えてもいるのです。その写真は撮らなかったけど...。

ここまで鈴なりにたくさんなると、いくらなんでも食べきれないから、いずれこの何百個ものレモンは木の下に落ちて、「腐る」→「カビが生える」→「よろしくない臭いを放つ」→「スズメバチを呼ぶ」といった経緯をたどるのは明らか。

困ったなあ...。

オーストラリア人家庭の裏庭には、たいていレモンの木の1本や2本は植えてあり、ご近所の皆さんや友人達にお分けするということもできない。

時々、家の前に「ご自由にお持ち帰りください」とサインを立てて、レモンをバケツやカゴに入れて置いている殊勝な心がけの人達も見かけるが、そうしたレモンが減っているのを見たことがない。

「ゴミに出せばいいよ」と、夫は言う。

そう、レモンなど果実類は、刈った芝生や草木など庭から出るグリーンゴミとしては出せないので、一般のゴミとして出すしかない。または、自宅の庭で腐らせるか...。

困ったなあ...。

レモンというのがまた、主食にはならないからねえ。おかずにもならないけど。

レモンケーキ、レモンマーマレード、レモネード、レモンチェッロ、レモンドレッシング、レモン系デザート...。無理だ、そんなもん作る材料費のほうが大変だ。

我が家はリングウッド(Ringwood)です。どなたか、レモンいりませんか?何百個でも差し上げます。


お帰りの前に1クリックを!



0 件のコメント:

コメントを投稿