2016年3月8日

デスパレートなアリ達

危機感に満ち溢れた様子の小さな黒いアリの捜索部隊が、我が身の危険も顧みず、巣穴から遠く離れた遠隔地にまで足を運び、一族郎党の存続をかけ、血眼になって食料を探しています。

降水不足で干上がっていく我が家の敷地は、砂漠化が進んで植えられた植物は絶命寸前。おそらく、彼らの巣穴も干上がっていることでありましょうし、このような環境においては食料確保も日々困難になっていることと推察されます。


もうね、キッチンのシンク周辺にやたらに現れるんですよ、彼ら。シンクの近くには小さなコンポスト容器が置いてありまして生ごみなどはそれに入れるんですが、人間がそこに居ようがお構いなしで生ごみを狙ってやって来ます。シンク周りに飛び散った果物の汁とか、拭き取れていないところにもたかっています。

トイレが最近少し漏れ始めたので、応急処置で漏れた水を受け止める容器を置いておいたところ、その水にも黒だかり。

居間の暖炉の上の棚にも黒だかり。「何でそんなところに...」と、よく見ると棚の上に蛾の死骸があって、アリ達はそれにたかっていたんです。

お前たち、どうやって見つけてるんだ!

居間の棚の上ですよ!トイレの便器の裏ですよ!

決死の食料捜索部隊が闇雲に探しまわって、見つけた獲物に仲間を呼び集めているとしてもよ、どこから入ってくるのか知らんけど(おっと岡山弁)、家の中の居間の棚の上に転がっている蛾の死骸とかを一体どうやって見つけるのよ?

まあ、とにかくあの黒い皆さんには、我が家に無断侵入していただきたくないので、とにかく掃除に気をつけるようにしています。

しかし、夫は考え方が違いました!

「アリには毒を!」という考え方のようで、アリ殺傷スプレーを買ってきて殺しまくるもんだから、今度はその小さな黒い点々にしか見えないアリの死骸掃除をするハメになる私。

田舎暮らしはいろいろあります。

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