2016年3月9日

蒸発冷却式クーラー

暑さに弱い娘と私のために居間とキッチンにはエアコンをつけていますが、この家には元々「大型蒸発冷却式セントラルクーラーシステム」なるものがありまして、昨夜はですね、その有り難さを身にしみて感じました。

夜中になっても外の気温は31度ですよ!暦の上では秋だというのに真夏並みの猛暑に見舞われているメルボルン。私が住んでいるエリアでは、昨日の気温は39度でした。でもそれって百葉箱の中の温度でしょ?カンカンに晴れている日向では軽く40度超えですよ。そして、夜になっても気温がなかなか下がらなかったんです!

夜中に何度も目が覚めたけど、外の気温はずっと30度以上で、今朝の最低気温が30度だなんて、とてもじゃないけど身体が休まらない暑さでしょ?

こういう熱帯夜に威力を発揮してくれるのが「蒸発冷却式クーラー」なんです。もちろん寝室にエアコンがあるのが一番いいとは思いますけど、消費電力がエアコンとは桁違いに少ないというのが「蒸発冷却式クーラー」の良いところ。

屋根の上にでっかい「蒸発冷却式クーラー」がついていましてね、水が蒸発する時に熱を奪うという気化熱で温度が下がる原理を利用しているんですが、フィルターに水を流してそこに風を通し、温度が下がった冷風を家中に送り込んでいるのです。当然大型の強力な扇風機が付いているんでしょうね、音がすごいのよ!

ゴォォォォォ!

クーラーを付けている間中、休みなくこの轟音が屋根の上から聞こえます。寝室が2階にあるので、この轟音は結構大きく聞こえます。


この「蒸発冷却式クーラー」は、お日様の出ている昼間に使うと効果が今一つでして、わずかに気温は下がるのでしょうけど家中の湿度が一気に上昇して耐え難い蒸し暑さとなりますので、昼間はめったに使いません。でもね、夜の効果は絶大よ!

このクーラーが昨年壊れてしまいました。スイッチを入れてもいないのに水が供給され続けるという故障で、屋根から滝のように水が落ち続けるようになりまして困っていたんです。いやあ、直してもらっておいてよかった!

クーラーの轟音なんて、夫のイビキに比べたら子守唄みたいなもんだしね。涼しさに変わるものはありません!

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