2017年9月28日

やっぱり薬はやめられない

かれこれ10年以上も服用続けている抗うつ薬のアロパックス(Aropax)という薬。

パロキセチンという選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)を主成分とする薬で、日本ではパロキセチン薬はパキシル(Paxil)が有名です。

でも、アロパックスとパキシルは、錠剤の大きさも形も異なるし、成分の違いなのか効き目も異なりますよ。

パロキセチンという薬成分は、脳内セロトニン神経系でセロトニンの再取り込みを阻害することで神経伝達能力が上がる結果、抗うつ作用及び抗不安作用を示すということです。

10年以上も飲み続けて、時々「もう薬を止めても大丈夫じゃないか」と思うのですが、私の場合はいくつかの特定のストレス原因でたちまち奈落の底に真っ逆さま…ということになるので、やめられないのです。

キッチン転倒顔面強打事故の後、再び就職を目指したせいでおかしくなっちゃった私は、2週間ほど「うつ」モードで、家事もろくにしないでゴロゴロしてしまいました。

頭の中は嵐が来そうな雲行きの空の色でのどに何かがつっかえて苦しい感じが続いて、心臓バクバク身体フニャフニャ脳みそ機能停止…、そんな感じでね。天気が悪いと症状が悪化する傾向もありまして。

このアロパックスの新しい処方箋を書いてもらうために、今朝は再び若きリム医師に会って来ました。

特にストレスの原因になることがなければ、私はアロパックス20mgで毎日普通に生活できているんですが、何かがきっかけで「うつ」モードに落ちてしまうと、以前は30mgか40mgに服用量を自分で調整していたんですが、今回は20mgのまま頑張りました。

20mgで頑張る必要はありません!

以前かかりつけだったヒル医師もそう言っていたけど、リム医師も同じことを言いました。自分で必要と感じた場合は、服用量を30mgか40mgに増やせば良いのです。

また、「10年も飲み続けていることが心配だ」というのも無意味な心配です。一生飲み続けても大丈夫な薬だそうですから。

この薬のおかげで生きていると言っても過言でないくらい、助けられている薬です。

奈落の底に真っ逆さまに落ちて行ってしまうところを、何とかブレーキをかけてくれているというか落ちて行ってしまわないように引き止めてくれているというか、そういう感じなんだわ、この薬。

それを止めてしまうと、行ってしまいますからね。真っ暗すぎて何も見えない奈落の底に。


ところで、「奈落」って「地獄」という意味なんだそうですね。まあ要するに、「怖い所」ということですよ。そんなところに落ちて行ってしまうくらいなら、死んでしまったほうがマシということですが。

ああ、大丈夫なのよ。

話が暗くなってきているけど、私には自殺願望はないので。ただ、なんとしても長生きしたいなんていう願望もないの。結構疲れる人生を生きてきましたからね、終わりが来たらそれはそれでいいと思うのです。

そういうことをここに書いているっていうのも、やっぱりアレね、脳みそがそっちモードということで、明日は服用量を少し増やしてみよう。

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