2018年12月31日

大晦日に思うこと

あっという間に過ぎた2018年。

この一年、ほとんど家の中で過ごした私とうちの息子。娘は大学があるから外出していただけで、11月に第2セメスターの試験が終わってからというもの、ほとんど家にいます。

仕事でほとんど休みがない夫以外は、

ひきこもり家族!

こんなことではいけない、もっと外に出て人や社会と関わる生活をしなくては、とは思いません

自分にとって最も快適な暮らし方が一番いいのですよ。

息子は仕事(収入を得る方法)を見つける必要がありますが、最近人間モルモットを始めたからな、あれは一応収入を得る方法ではある。

娘は、銀行口座の残額がどんどん減ってきて流石に焦るのか退屈したのか、アルバイト探しに力を入れ始めました。しかし、アルバイト先を探す若者は多く、競争が激しいからなあ、どうなることか。夏休みはまだ2ヶ月も残っています。

私は、ぼちぼち仕事して、趣味のお料理レシピ・ウェブサイトCOOKPAD International や編み物を楽しんで、時々友人や夫の家族と会って、これで結構マイペースのライフスタイルなんです。

それはともかく…

年末ということもあって、バスルームの掃除をしたんですがね、シャワー周りのタイルの目地の黒ずみがどうしたってキレイにならない。

ありとあらゆることをやってみたけど、白くはならない。

まだやってみていないのは、スチームクリーニングとプロのクリーニング。スチームクリーニングをするにはそれ用の道具が必要なので、出費がかさんでいる我が家の家計上無理。

バスルームの掃除をする度に、全くうんざりさせられる目地の黒ずみ。いくら努力しても努力の成果が目に見えないというところが悲しい。

最近は、上から白い目地隠しを塗るという魔の手にどんどん心を動かされているんですけど、どうなんでしょうか?

さて…

大晦日の今夜、

ニューイヤーズイブのパーティーにも花火見物にも行かない我々は、毎度のことながら特別なことは何もしないわけですが、一応晩ご飯には麺料理をということで娘からのリクエストがあった冷たいそうめんと天ぷらを作る予定です。

皆さんも、良い新年をお迎えください。

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2018年12月30日

身長よりも長いドレス

西オーストラリアのどこかで気温が49度を超えたという先日、我が家の辺りも40度を超えていたのでして、今週の金曜日も40度超えの予想です。

そういう暑い日には、うちの娘は袖なしショートワンピースを着て非常に涼しそうに見える。

私はワンピースなど持っていないから、涼しそうな娘が羨ましくて。

脚を露出するスタイルには抵抗があって、スカートよりもパンツが好きな私ですが、家で着るだけなら見た目よりも涼しさが大事。私も涼しいサマードレスくらい一着持っていてもいいだろうと思いましてね。

クリスマス後の大混雑も一段落したショッピングセンターへ出かけたのでございます。

久しぶりのファッションショッピング。

どの衣料品の店でもサマードレスは販売されておりますが、袖なしや肩を大きく露出するデザインのドレスが多い。キャミソールのように肩のところは細い紐のデザインは涼しそうで良いんだけど、日本人的には「そうしたドレスを着るにはストラップレスブラが必要になる」と考えるところです。しかし、オーストラリア人たちはヘッチャラで普通のブラを付けています。

それはちょっといかがなものか…

でも、キャミソールのマキシドレスはカッコいいですね。

そう思って近づいてみたら、

何なんだこの長さは!

ドレスを掛けてあるハンガーを見上げる私。

それらのドレスは床から10センチほどしか離れていない。ふと横を見ると鏡があって、そこに映るアジア人のおばちゃん(私のこと)とハンガーに掛けられた色とりどりのマキシドレスを見比べて、私は驚愕いたしました。

私の身長よりも長い!

いくらなんでも長すぎじゃないのか!

高身長の女性しか着られないよ。
それとも、お引きずりを狙ってるの?

まさかな…

まあ良いのよ
私はマキシドレスを必要としていない。
必要なのは
とにかく涼しいドレス。
ほら、俗に言う

アッパッパ!

結局、一着買いました。涼しそうな生地のアッパッパ風。

私の好きな黒い柄で
家に帰って着てみたら
まるでおばあさんのようでした。

大丈夫…

家で着るだけだし、
涼しいのが一番なんだから。(泣)


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2018年12月29日

またまた壊れた!

今度はガスコンロが壊れた!

オーブンのエレメント、オーブンの庫内灯、オーブントースター、洗濯機、冷凍専用縦型冷凍庫、そして今度はガスコンロ!

も〜いい加減にしてちょうだい!

ガスコンロは、ガスを出すとともに圧電素子あるいは電池により火花を生じさせ、点火させるという仕組みとなっていることは皆さんご存知のとおり。

よって、ガスの供給部か火花発生部か、いずれかの不具合で問題が発生することが考えられるわけですね。

ガスコンロの故障には大きく分けると二つの場合あるそうです。

1.点火しない
2.点火はするがスイッチを離すとすぐに火が消えてしまう

我が家の故障はいずれでもありません。

点火しますし、スイッチを離しても火は消えません。問題は火花発生部です。

パチパチ火花を発生させ続けて止まらない!

別に良いんですけどね、
パチパチ言っているのを気にしなかったら
お料理をし続けることはできるんですけどね、
お料理が終わってスイッチを切っても、

ずうーっとパチパチ言いっ放し!

とりあえずガスコンロの電源を切ったうちの夫。ライターかマッチを使えとのことなんですけど、これって「とりあえず」なんですよねえ?

いつかは直してくれるんですよねえ?

オーブンはずっと故障したままなんですよ。故障しているのは庫内灯で、オーブンの中の様子を見るためにあると便利なんですけど、壊れたのを夫が修理してくれてちゃんと点灯したのは良かったけど、その後

ずうーっと点灯しっ放し!

小さな電球ですが、点けっ放しだと庫内が結構熱くなるので、オーブンを使わない時には家の外壁に設置してあるたくさんのブレーカーが並んだ箱の中にあるオーブン専用のブレーカーを下ろすという面倒なことをやっております。

この家に引っ越して来て以来ずっと故障中の、というか水漏れしているおトイレの排水管にも困っているけど。こちらは漏れて出てくるのがただの水ではありませんので、毎日の始末が…。

ああ、

2018年はいろいろ壊れる年だった。少しずつ小さな苦労と手間が増え続けるなあ。


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2018年12月28日

お母さんは当てにできず

大抵のことなら何でもできる、いろいろと知識も豊富で、いざとなったら火事場の馬鹿力だって発揮する、そんなお母さんであるはずの私ですが、息子も娘も「これ」に関してはお母さんはダメだと思っているらしい。

「これ」というのは、

車の運転です。

大学を出て学校の先生になって一年が過ぎようかという頃に、必要に迫られて苦労の末に取得した運転免許のことは、これまでにも記事に書いておりますが、

ああ…

仮免許取得のための筆記試験を連続不合格となり、特別なはからいをいただいて教官室の片隅で3回目の筆記試験に挑む私にかけられたお言葉。

「学校の先生をしているような人が、こんな学科試験を何回も落ちてちゃダメでしょ」

そして、

卒業検定にも落ちたのだった。

私は交通事故に何度も合っておりますのでね、そのせいだと思うんですけどね、ちょっとしたことでパニックるわけですよ。

運転歴ウン十年になるとはいえ、いまだにバックも駐車も得意とは言えず。

来月、運転免許試験に再挑戦すると決めた娘も、「それならオレも」と初挑戦を決めた臆病者の息子も、試験前の練習に頼りにするのはお父さん。

お母さんは完全に無視なのですが、

それはもう、私に取っても有り難いことでございます。運転に関してはお母さんを頼りにするべからず。


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2018年12月27日

最高気温予想は39度

今日は、午後から暑くなるそうです。最高気温の予想は、

39度!

49度よりマシですけど…

昨日、西オーストラリアの北のどこかでは49度になったそうですからね。

その「西オーストラリアの北のどこか」辺りから南東部にかけて、地図上では45度の角度で熱気のかたまりがあったのですが、気圧配置の関係でその熱気のかたまりが居座って南へ広がってきているんですって。


ヴィクトリア州でも北部は40度超えでしたが、今日は熱気がついにメルボルンにも入って来るらしいです。

朝はまだ「本当に39度になるの?」って疑うほどに涼しいのですがね、こういう日はちゃんと準備をしておかなくてはいけません。

外の涼しい空気をできるだけ家の中に取り込んだ後、窓を締め切り、カーテンやブラインドを閉めました。おかげで家の中は暗いです。

ハーブ畑にしっかりと水やりをしました。熱風が吹き荒れたりしなければ暑くなっても大丈夫でしょうが、心配なのはシソの芽。生き残ることができるかどうか。木の陰になるところに植えていますけど。

クールチェンジが来るのは土曜日です。

今回の猛暑は二日間だけですからね、それくらいなら乗り切れますが、北の内陸部では連日40度超えしている町がたくさんあります。夏中ずっと40度超えなんて、住んでいる皆さんは、どうやって生きているんだろう。

エアコンが壊れたらもうアウト…

停電したらもうアウト…

怖いなあ。

私にはそんな所に住むことはできません。


夜です。

結局、今日の最高気温は40度を超えました。午後の暑い時間帯にベイズウォーター(Bayswater)という街に行く必要があったんですが、道路脇に建てられた気温表示では43度になっていました。

外に出た時の感じでは、確実に40度を超えている感じでした。

乾燥した40度超えは、実は湿度の高い37度とか(岡山の夏はよくそんな感じ)よりも楽ですよ。


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2018年12月26日

クリスマスの後に思うこと

「メリークリスマス」というフレーズを誰も口にすることなく、普通の休日として一日が過ぎた我が家でございます。

別にクリスマスをお祝いしたいわけではないんですけど、こうして一つまた一つと、季節の行事に伴うアクティビティーが我が家の暮らしから消えていくことへの虚しさというのを感じます。

日本にいた頃には、避けて通ることはなかった季節の行事の数々。

食べ物にしても、飾り付けにしても、豆まきとか月見とかそうしたアクティビティーをねえ、「面倒くさいけど頑張ってやる」じゃあなくて「楽しむ」自分がいましたけど。

オーストラリアに来てからは、季節感が逆というのもあったし、お料理だと材料が手に入らないというのもあって、そうした日本の行事を楽しむことは無くなって行きました。

子供達が幼かった頃には、節分や雛祭り、端午の節句、七夕、お月見など、やっていたんですけどね。社会にそうしたことを祝う文化がないわけだし、あの子達はオーストラリア人という意識なので、自分達だけで続けていく意義も感じなかったんですよねえ。

さてさて、

クリスマスすら何もしなかった我が家族。せめてお正月には何かしようかなあ。今年の餅つきはどうしようか。お天気はどうなんだろうと思いました。

天気予報によると、元日の気温は30度です。

ダメだ、餅つきをするには暑すぎるし、お雑煮もエアコン付けないと食べられない。

そんなことをブツブツ言っていましたら、娘が言ってくれました。

「おモチはやめよう、お母さん。おモチよりもソーメンがいい!ディッピングソースで食べるやつ!ソバでもいいけど。ニューイヤーズイブはヌードルでしょ!」

ニューイヤーズイブはヌードル!

そうね。

たしかに、これだけは毎年やってきたんだわ。パッタイ(Pad Thai)などという場合もあったけど、大晦日の晩ご飯は必ず麺料理にしてきたんだった。

少なくとも一つは、日本の慣習が残っているようです。


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2018年12月24日

魚屋の大行列に戦意喪失

今朝は、シーフードを買ってくる予定だったんですけど、魚屋まで行ったんですけど、買わなかったのです。

クリスマスの前日に食品の買い物をするのは避けたほうが良いと分かっていました。でも、エビとか魚とかイカとか貝とか、シーフードはやはり新鮮なものを前日に買うべきだと思って、今朝行ってきたのです。

でも、

人混みの喧騒が苦手な私のような人は、クリスマス・イブの日の大混雑する魚屋の行列に並んでシーフードを買うということができなかった。

最近ちょっと具合が悪くなりかけているせいもあって、実際にあの行列を見てしまったら、血の気が失せるようにシーフードのご馳走を作るという意欲が消えて無くなった。

結局、混雑していなかったスーパーでトイレットペーパーとファミリーパックの冷凍ギョーザなどという、考えもしなかったようなものを買って帰ってきたのです。

ああ…

家に帰って夫に言いました。

「エビやシーフードを買うつもりで行ったのだけど何も買わずに帰ってきちゃった…」
「エビはいいよ」
「もう一度買いに行ってこようか思って…」
「本当にエビはいらないですよ」

夫はですね、日本人のように今年のクリスマスはKFCでいいんじゃないかと言うのです。

誰も来ないし、どこへも行かないし、特別なことをしないクリスマスなんだから特別なご馳走はなくても良いと。

KFCか…。

それは嫌だけど、でも気持ちを奮い立たせて再び大混雑の魚屋へ行ってくることもないと納得。こんなことで無理をしないほうがヨロシイ。

ファミリーパックの冷凍ギョーザというものもあるんだしな。


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2018年12月23日

クリスマス・イブイブイブで暗くなった話

友人エクリーさん夫婦主催の毎年恒例クリスマス・イブイブパーティー(今年は実際にはイブイブイブ)が、昨日土曜日の夜に開かれまして行ってきました。

いつものように、家中がクリスマスの飾りで光り輝き、寝室以外の家の中全てがオープンデザインという広々とした家で、家の外にはバーベキューエリアや芝生エリアの間にタイルを使った大きなチェスセットが作ってあったりする、そんな彼らの家です。

昨日は知った顔が少なくて、知った顔があってもリングウッド・バレエ関係の人達で、彼らはバレエスクール運営のことや今年の公演の話題だから会話に加わる気にもならず、なんだか場違いなパーティーという感じでね、あまり楽しめませんでした。

成長した娘さん達の友人達は、皆さんドレスアップしていてうちの娘とは大違い。お友達は、プライペートスクールのお友達とバレエスクールのお友達ですからね、経済的にもゆとりのある家の子達ばっかりだから、うちの娘や息子の友達とは雰囲気が違うのですよ。

パーティーの間中、誰とも話をしないうちの息子。

うちの娘は、現在不安症が再発しておりますので、パーティーには行かなかったのですけど、無理して行かなくてよかったと思いました。

ご馳走やお酒を頂いても、なんだか居心地が悪くてね、これも私のメンタルが暗い所へ落ちがけているせいかもしれませんが。

クリスマスの華やかなお祭りムードがね、

世界が違いすぎる…

そんな感じだったんです。

エクリーさん夫婦の末の娘さんが今年ハイスクールを卒業し、クリスマスの翌日からは家族で2回目だか3回目だかのニュージーランド旅行に出かけるんですって。

暮らしぶりが違いすぎる…

昨日のパーティーは、

少し気が滅入りました。

帰りには交通事故に遭遇し、まだ警察も救急車も来ていなくて、人が倒れていたんです。運よく、我々の前の車の運転手がお医者さんだったので良かったんですが、交通事故は私のトラウマを呼び起こすので、更に気分が落ち込みかけて。

最近抗うつ薬の服用量を減らしたせいか、気分の落ち込みを止めるブレーキの効きが悪いんです。娘がまた具合が悪くなっているのも、かなり影響しているんですけど。

何とか乗り越えなくちゃ。


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2018年12月21日

密かな楽しみ

野菜栽培への熱意を失ってしまった私です。

何しろ夏場の水やりが大変で、箱型野菜畑は家から遠いし。たとえ努力し続けても、熱風吹き荒れる40度超えの酷暑で半滅したりとか、やってられない。

スーパーで簡単に手に入る野菜はもうやめだ!

夏以外の季節は、北隣りさん家の巨木のせいでお日様が全く当たらず、箱型野菜畑には苔しか生えない。

というわけで、

栽培するのはハーブ類と決めたんです。

家から近い所に植えれば水やりも簡単だし、木の陰になっている場所なら酷暑にもなんとか耐えるし、ハーブは使う量が少ないし。

でも、こんなに広い土地があるのに、もったいないと言えばもったいない。

手に入りにくい野菜や果実の栽培なら、苦労の甲斐もあるというもの。

手に入りにくいものか…

ゴボウ

それはハードルが高いかもしれない。

レンコン

ううん、素人には難しい気がする。それに、レンコンは時々アジア食品店で見かけるし。

柚子

これはやって見る価値があるな。

山椒

山椒の実はスパイスとして手に入るけど、あの葉っぱが欲しい!でも、苗をどうやって手に入れる?苗は無理だ。じゃあ、種は?(誰か木になる種をちょうだい!)

ミョウガ

ミョウガって、栽培するものというよりも裏山から摘んでくるものっていうイメージだけど、栽培はできるはずだ。

三つ葉

これは簡単だな。

こうして、いろいろ調べては、苗や種を手に入れて植えているんですよ。

柚子は鉢の中で順調に成長中。
三つ葉は収穫する前にカタツムリやダンゴムシに食べられてしまうので、種ができたら鉢植えにする予定。
ゴボウは失敗。全然芽が出なかった。

そして、つい最近、

ミョウガを植えたんです。ミョウガを最後に食べたのは、少なくとも12年以上前。


新しい芽が出てきてるんです!

ワクワクする!


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2018年12月20日

小包泥棒とグリッターボム

グリッターって、皆さんご存知ですね。

キラキラするメタリックな粉末状の素材です。

我が家には、子供達が幼かった頃にグリッター入りの塗料のようなものがありました。娘がキラキラが好きでグリッター塗装された紙とか買ったこともありますけどね、あのキラキラがどうしても飛び散るので掃除が大変なのです。

昨日のニュースで面白いものが話題になっていました。

その名もグリッターボム!

直訳すれば「キラキラ爆弾」です。

クリスマスプレゼントをオンラインで購入する人が多いので、宅配や郵便配達さん達は大忙し。そして問題になっているのが、家の玄関前に置かれたままの配達された小包を盗む人達です。

よくもまあと呆れるほどにヘッチャラで盗んでいくのです。

自身も小包を盗まれたことがあるというある人が、泥棒たちを懲らしめるために数ヶ月を費やして完成させたのが「グリッターボム」という装置。

箱の中には四方向から外の様子を撮影するためのスマホが入っています。GPSで場所が分かりますから、泥棒たちの居場所も分かるのですが、GPSは泥棒たちがその装置を捨てた後にその装置を回収するためです。

箱を開けると「爆発」はしませんが、中に仕込まれた大量のグリッターが撒き散らされ、更に「オナラの臭いガス」が噴射されるというその装置。

製作者による説明とキラキラと臭いガスの攻撃を受けてうろたえる泥棒たちの様子が YouTube動画で見ることができますよ。



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2018年12月19日

素人ヘアカットの悲劇

うちの娘は、丸刈りが得意です。家にあるバリカンで、ガガーッと自分でDIY丸刈りを決行したのは、3月31日のこと。

あれから9ヶ月。

立ち上がり続けた頭頂部の髪の毛も、流石に寝てくれるようになりました。

うちの夫のヘアカットは、娘がやってくれます。そのために新しいバリカンを買ったのですからね。ヘアスタイルは、ほぼ丸刈り。頭頂部だけをやや長めにして、境目をブレンドさせるというスタイルです。

さて、

金欠のうちの息子。

髪の毛はボーボーに伸び放題でも、ヘアカット代40ドルが惜しいので、昨日お母さんがヘアカットに出かけていた間に、妹に頼んでやってもらったらしい。

ここでおさらいしておきますが、娘は丸刈りは得意なのですが、スタイルカットの経験も知識もありません。

いつものように襟足から頭頂部付近まで、ガガーッとバリカンで刈り上げたらしいですが、頭頂部は丸刈りはダメなんですよ。そこは、スタイルカットしないと!

そこで、頭頂部はハサミで7〜8センチの長さに切り揃えたようです。

さあ困った!

その頭頂部の髪の毛と頭頂部付近まで丸刈りした部分との境目を、一体どうしたらいいのか分からない娘。アドバイスもリクエストもできない息子。

帰宅したお母さんは、息子の頭を見て驚きの声を上げました。

アンタ、どうしたのその頭!

ううむ…。

前から見るとそれなりです。問題は後頭部。シダレヤナギのように垂れ下がる頭頂部の髪の毛のところまでグラデーション無しの丸刈り。境目が非常に際立つスタイル。

どうせのこと、全部丸刈りにしてしまうという選択肢はないそうです。


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2018年12月18日

超高額日帰り旅行となった原因

娘は無事に帰宅しました。

超高額日帰り旅行となった原因は、とにかく安い航空券を手配しようとしたことです。帰りの便が、翌朝早朝出発だったのが高額出費の一番の原因。

また、ブリスベン空港に到着後の移動手段についての思慮も足りなかった。

クイーンズランドの田舎の長距離バスは、メルボルンのバス並みに頻繁に走っているわけがないのです。

帰りの便に間に合わせるためには、田舎の家から空港までウーバー(タクシーみたいなもの)で行くしか方法がなく、更に真夜中にウーバーは走っていないから、パーティーを早々に退席して夜のうちに空港まで行き、空港近くのホテルに宿泊することになった。本人は空港のベンチで夜を明かすつもりだったらしいけど、お父さんがその計画にはダメ出し。

ところが、ホテルはどこも満室で、夏休みでクリスマス前のこの時期ですからね、結局、一番お高いホテルに泊まることになった。

帰りの便が夕方とかだったら、ウーバー代もホテル代も必要なかったのです。お友達のお誕生日パーティーだってもっと楽しめたのです。

しかし、

何だかんだ言っても、チケット購入から予約から何から全て一人でやって、クイーンズランドの田舎にある家まで行って帰ってきたのは喜ばしいことですが、

パニック障害が再発してしまった気配です。

それは困る…


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2018年12月17日

お母さんに知られてはマズかった

うちの娘のクイーンズランドへの日帰り旅行は、お母さんに知られたくなかった可能性が濃厚です。

とにかく考えが甘い!

これまでの全ての旅行は完全に誰かに頼り切っていた者が、初めて自分一人で旅行を計画し、とりあえず最も近い空港まで行けばなんとかなるという考えでブリズベン空港までの航空券を買ったところから、うちの娘のパニックが始まった模様です。

お友達の21歳の誕生日パーティーが開かれる家は、ブリスベン空港から遥かに遥かに北でして、「サプラーイズ!」という登場を予定しているため、そのお友達に空港まで迎えに来てくれとは頼めない。

頼んだところで来てはくれない。

遠すぎて!

彼女はパーティーの準備で忙しいんだし。

運よく、空港からはそっち方面行きの長距離バスが出ていることを発見し、航空券代プラス長距離バス代の出費となった模様。

ところが、パーティーの後は皆んなで街のバーに繰り出すらしいと分かったものの、娘は翌日の飛行機に間に合うためには、再び長距離バスに乗る必要がある。

しかし、クイーンズランドの田舎の長距離バスは頻繁に走っていない。

ということで、ウーバー(Uber)を使うしか手がない。

ウーバー(Uber)って、要するにタクシーですよ。そんな長距離をタクシー使ったらどれほどの高額運賃となることか。パーティーを早々に退席する必要があるそうで、お友達に会って「サプラーイズ!」となって、お誕生日をお祝いしてプレゼント(娘が自分で描いた絵)を渡して、すぐに帰ってくるわけ。

そしてブリスベン空港まで戻って来ても、翌朝の飛行機の時間までをどこで過ごすか。

娘は、空港のベンチで寝るしかないと覚悟を決めたらしい。

こういう状況で、せめて往路の自宅から空港までは誰かに送ってもらいたいと思った時、頼めるのは、何だかんだ言わずにただ黙って助けてくれる「お父さん」しかいなかったのですよ!

しかし、そのお父さんも、ブリスベン空港のベンチで寝るという娘の計画にはダメ出し!

お父さんがお金を払ってあげるから空港近くのホテルに泊まりなさい!

優しいなあ。

こうして、お父さんは娘にたっぷりの現金をもたせて送り出したようです。

まあね、この日帰り旅行は、クイーンズイランドのブリスベン空港から遠く離れた家まで行って帰るというだけのことですが、とにかく自分一人の力で何とかするしかないという状況に置かれた娘にとっての、ある種の冒険旅行となったようなんです。

こういう旅行をすると人間成長しますからね。人は、失敗から学ぶものですから。

ぜひ無事に帰宅してもらいたいものです。


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2018年12月16日

なぜお母さんだけが知らなかったのか

今朝、日曜日だというのに早くから目が覚めて、いつものようにコーヒーを淹れようとキッチンに行くと、玄関のライトがついていました。

外を見ると夫の車はなく、暗いうちから仕事とはなにか特別なイベントでもあるのかと思いました。

トーストを焼いていると、夫が帰って来ました。T-シャツ姿でした。
仕事に行ったんじゃあなかったのか…

「どこに行ってたの?」
「えっ? 空港だよ! サチ(娘の名前)を空港まで送って行ったんだよ!」
「空港? サチどこに行ったの?」
「えっ? ブリスベン、クイーンズランド」
「クイーンズランド?」

私の質問にいちいち驚く夫は、当然私も知っていたと思っていたようですが、

知らなかったのよ〜!

聞くと、娘は親友の一人であるお友達(今年の1月には車で往復4000kmも自分で運転して、免許は持っていないのでうちの夫が助手席に座って、クイーンズランドのサンシャイン・コーストまで会いに行ったお友達)の21歳の誕生日を祝うパーティーに出席するために、自分でチケットを買って、今朝出かけて行ったのだそうで、明日には帰宅するそうです。

それは良いんだけど、パニック障害で家から出られなくなっていた娘がこんなことを一人でできるようになったことも嬉しいんだけど、

なんでお母さんだけが知らなかったのよ〜!

教えてもらっていなかったことが、
残念というか悲しいというか。

本人はちゃんと教えたつもりなのかもしれないけど。

意図的に私にだけ教えなかったというのは、ちょっと考えられないけど。

でもね、
なんだかね、
ガッカリなのよ。


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2018年12月15日

マッスルメモリー

「昔取った杵柄」というフレーズがありますが、要するにマッスルメモリー(Muscle Memory)のことを言っているんですよねえ。

「若い頃に身につけた技量や腕前が歳をとっても衰えていない様子」を表す言葉ですけど、衰えないほどに記憶されているというのは、まさにマッスルメモリーなのですよ。

日本では、昔からスポーツなどで技能を習得する際に「身体で覚える」などと言いますが、運動すなわち筋肉の動きを繰り返すことで、考えなくても特定の状況に対して自然にその動きがおこなえるようにするのです。

マッスルメモリー(Muscle Memory)は、直訳すると筋肉記憶です。筋肉に記憶する細胞があるのかどうかはさておき、我々の脳と身体を動かす筋肉との関係のうちでも、これは特別のものです。

車の運転とか楽器の演奏とか運動全般について言えることですけど、考えながら判断しながら筋肉を動かしていたんじゃあ遅すぎるわけで、瞬時に特定の動きをおこなえるマッスルメモリーというのは本当に不思議だと思うのです。

今日もまた、自分のマッスルメモリーに驚かされました。

漢字です!

普段手書きで文字を書くことが減っています。買い物リストを書いたりカードにメッセージを書いたり、そのくらいです。

さらに、そうしたものを書く場合も英語で書くということが多いので、日本語を、特に漢字を書く機会は殆どないというのが現実です。

当然どんどん忘れているのかと言うと、そうじゃないんですよ。これには本当に驚かされるのですけど。

今朝もね、料理のレシピを手書きでメモしていたところ、何年も書いたことがなかったような漢字がちゃんと書けるのでびっくりしたんです。

時々、「あれ?どう書くんだっけ?」と、一瞬考えてしまうこともありますけど、書き始めると手が勝手に動いて書いてくれるっていうか。

凄いなあ私の手!(震えるけど…)

子供の頃の漢字の書き取り練習って、マッスルメモリーを鍛えるためにやらされていたんだわ。何度も何度も同じ漢字を書かされて、何という無駄なことをやらされるんだろうと不満も感じていたけど、考えなくても書けるというマッスルメモリーのレベルにするには、反復練習が必要だったわけだわ。

マッスルメモリーというのは、特に子供の頃に習得した場合は、どこか特別な場所に保存されているのでしょうか。時々思いがけずに出てきて「まだできる!」と本人もびっくりってこと、ありますよね。


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2018年12月14日

狂騒のショッピングセンター

食品の買い物は、週に一回まとめて一週間分を買い、ミルクなどもしも何かが無くなった場合は、仕方がないから無くなったものだけを買いに行くということにしておりますが、買い物は週末に行くことは避けた方がヨロシイ。

ところが、前週はいろいろな都合から土曜日に行くはめになりました。

思った通り!

駐車場は大混雑で、車を停めるところがない。

食品の買い物ですからね、トロリー(ショッピングカート)を戻す場所もないような遠い所に止めるわけにはいきません。

とにかく大変な目に遭って、スーパーの中も不安発作が出そうな喧騒で、絶対に土曜日には行かないぞと心に固く誓ったのでした。

そして今週、

「金曜日なら大丈夫だろう、しかもショッピングセンターがオープンする9時に行けば、駐車に苦労することはあるまい」と、思った私は甘かった!

9時過ぎで、もう駐車場が満車状態ってどういうことよ。

確かにね、このショッピングセンターのあるリングウッド(Ringwood)という街周辺は、人口が激増中(特に中国人!)なのですけど。

それに加えて、もうすぐクリスマスだから人々は買い物に忙しいのだと分かるのですけど、それにしても金曜日の朝の9時でもう満車というのはクレイジーでしょ。

他にもスーパーはありますが、今日は家族の薬を買わなくちゃあいけなかったので、日頃利用している薬局があるこのショッピングセンターに行ったわけなんですけ。金曜日の朝も避けたほうがヨロシイようです。

っていうかね、

クリスマスまでは、絶対に大混雑が続くのです。クリスマスの後は大売り出しで混雑は続くのです。学校が夏休みの1月中は、ずっと大混雑が続くのです。

ああ…

あまり早く行くと、スーパーは開いているけど他の店舗(八百屋とか魚屋とか)はまだ開いていないし、スーパーも商品が出揃っていないし。

行く場所と行く日と行く時間をよく考えて、正しく判断しないと、大変な苦労をします。

できるだけ、ショッピングセンターは避けるようにしよう。


ところで、先日の猛暑の後、メルボルンでは涼しい日が続いていますが、雨模様で湿度が高いために気温が低めでも汗をかく私。特に、あの大きなトロリーを押して動き回っていると大汗が出ます。

買い物を終えて、汗をふきふき家に帰ったら、何と煙突から煙がが出ているじゃあありませんか。

娘が居間の暖炉で薪を燃やしていたんです。火の前に座って読書を楽しんでいる娘。暖炉の火の前で本を読むのが好きなんですよ、娘は。

すぐに居間のドアを締めて温かい空気を閉じ込め、扇風機に当たったのは言うまでもありません。

これもまたクレイジー!


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2018年12月12日

ホーダー気質とゴミ屋敷

「ホーダー(Hoarder)」というのは、物を捨てられない&片付けられない人のこと。どんどん物を収集し、ため込んで、自分が住んでいる住居をゴミ屋敷にしてしまう人のことです。

溜め込んでいるものは、他人から見ればゴミやガラクタと思われるものが多いのだけど、本人にとっては大切なものであったり意味のあるものであったりするので捨てられない。

こうして、住居は生活が困難になるほど軌道を逸した状態にまで物で埋め尽くされて行くのです。

「ホーダー」は「強迫性ため込み症」とも呼ばれ、強迫性障害の一つ、つまり病気であると理解されるようになって来ました。

物が捨てられなくなる理由は様々ですが、何らかのトラウマが引き金になって生じることが多いそうです。依存症と似た問題もあるようです。

「ホーダー」は物を集め、取っておくことで安心感を感じます。欲しいものを手に入れて、多くの持ち物を所有することは「もしもの時の備え」なのですから、備えなしでは不安になるのです。

そうして自分が所有することになった物は、いつか必要になる時が来るかもしれないと思うから捨てられませんし、片付けられないというのは遺伝子レベルの能力の問題であるとも言われます。

うちの夫には「ホーダー気質」があるのです。

昨日ですね、探しものがあって久しぶりにガレージに入ったんですが、前回見た時からさらに凄いことになっていました。

夫は、「何かが必要だ、買いたい、欲しい」という状況で衝動が抑えられないところがありますので、特に双極性障害2型の「躁期」であったと思われる頃は、非常に高額な物でもヘッチャラで買ってしまうので困りました。

いつか必要になる時のために何も捨てませんし、整理整頓能力も非常に乏しいので、溜め込んだ物がその整理整頓能力を超えた量になった後は、片付けようともしません。

さらに、人助けが大好きな夫は、知人が処分に困っている物をもらって来てあげるのです。壊れた屋外用ヒーターとか、壊れた屋外用の大きな日傘とか、古い家具とか、コミュニティー活動のために買った紙コップやスティック砂糖などの余り物とか、そうしたものがどんどん我が家に溜まっていくのです。

書斎にある夫のデスク周辺と車が3台入る大きなガレージは、「ゴミ屋敷」と聞いて思い浮かべるレベルに近い状態です。

私は片付けが得意だし、ものを処分することも上手です。捨てるといいう選択肢以外に、中古品を売るチャリティー店に寄付するということができますしね。しかも、最近は所有物の数を減らしたいと思って暮らしていますから、我が家にある「私の所有物」はもともと多くはなかったのが少しずつ減っています。

しかし、

夫の所有物は…トラック何台分あるのか。

私に片付けさせてくれと頼んでも、片付けさせてはくれません。私が捨ててあげると言うと、自分が死んだ後にいくらでも捨ててくれと言われます。

我が家の広いガレージ、あそこが一番の問題。

片付けても片付けても物が溢れていて片付かない、引っ越しとかで退居期日が迫っているのに間に合わない…なんていう悪い夢を見続ける理由は、夫にあるわけだ。

「ホーダー気質」と「広い家」あるいは「広いガレージ」という組み合わせは、良くないですよ。問題を悪化させるだけです。


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2018年12月11日

マッシュルームをつまみ食い

オーストラリアと日本の文化の違いにはすっかり慣れたはずの私ですが、今でも時々びっくりするようなことを目撃します。

食べ物に関することは良くあることで、これまでにも何度か記事にしましたが、桃を毛の生えた皮ごと食べるというのも違いの一つ。

お店で売られている桃を、洗いもせずに、もちろんリンゴのように服でゴシゴシするようなこともなく、そのまま子供に食べさせているのをスーパーで目撃した時には目を疑いましたけど。

私、大学生の頃に桃の農家や桃の選果場でアルバイトをしたことがあるのですがね、農場で収穫されてから消費者の手に渡るまでには、人に手はもちろんのこと色々なものに触れているのでですね、やっぱりきれいな水で洗ってから食べるのがいいんじゃあないかと思いますよ。

私も最近は皮ごと食べるようになったのですが、必ず桃の毛を落とすようにしっかり洗ってから食べます。

スーパーや八百屋さんで、果物をつまみ食いする人が多いオーストラリア。

確かに、果物を買う時には味見をしてから買いたいと思う気持ちは分かります。味見するのは消費者の権利であるかのように、山積みされた葡萄とかチェリーとか、ミカンの季節になるとミカンの皮をむいでまで、皆さん平気で味見をしてます。

そして、味見というかつまみ食いは、果物には限らないのだということを最近知りました。

いつも野菜や果物を買っているイーストランド・ショッピングセンター内の八百屋でのこと。幼い男の子を連れた30歳代と思われるお父さんが、野菜を買っていました。男の子はお行儀よくトロリー(ショッピングカート)の子供用シートに座っておりましたが、マッシュルーム売り場を通っていた時、ひょいと手を伸ばしてマッシュルームを一つ手に取ると、そのまま口に入れてむしゃむしゃと食べたのでした。

お父さんは何も言いませんでした。

いや、いいのよ、幼い子供のことだし。

しかしね、山積みになっていたマッシュルームには、あの黒い堆肥というか培地というのかマッシュルーム・コンポストが付いているじゃないですか。

あの黒いコンポストをきれいに取り除くことなく、そのままスライスして料理に使う人も多いけど、

私はコンポストは食べたくない!

それに、他の誰かが触っていたかもしれないのよ。

思わず「Oh dear!」と声が出た私は、そのお父さんと目が合いましたけど、その表情からは何も感じませんでしたので、黒いコンポストが付いているマッシュルームを一つ取ってそのまま食べるという行為は、全く驚くには値しないことだということなのですね。

私だったら「それは食べちゃダメよ!」と言っていただろうなあ。


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2018年12月10日

人生最悪の筋肉痛

何をしたのかと言いますと、鉢植えにしていたレモンの木を地面に植え替えたのです。

ずっと鉢植えで育てるつもりだったので、更に大きな植木鉢に植え替える必要があったのだけど、大きな植木鉢は結構なお値段なんですよね。

新しい歯冠を作ってもらうための貯金がどんどん食費に消えていく昨今、植木鉢に大金を使うこともなかろうと悟りまして、鉢植えを断念したのです。

我が家が建っている土地は粘土質で、少し掘るとカッチカッチの石のようです。こんなのにレモンの木を植えても上手く育つまいとは思うのだけど、ご近所さんはレモンの木をお植えだし、はっきり言って木だらけですからね、我が家周辺は。

レモンもなんとか育つかも。

そこで、

水やりがしやすい玄関前の花壇の中で、冬の間も日光が当たる辺りに植えることにしました。水道からはちょっと遠いけど仕方がない。長いホースをいっぱいに伸ばせば水やりはできる。

計画は、
できるだけ大きな穴を掘り(理想は直径1メートル)出てきた粘土に腐葉土と保水用ビーズを混ぜて穴を埋め、そこに鉢植えにしていたレモンの木を植える。
シャベルとピッケルみたいなのとフォークとスコップを駆使して、穴を掘ること5分で「もうやめたい!」と思ったけど、やめることはできません。

10分で大汗が滴り落ちるもんだから、タオルを取ってきて首に巻き、カッチカチの石のような粘土を掘り続ける私。

塵も積もれば山となるんだ!

それにしても固い。

ああ、私って、なんて力がないんだろう。

誰か助けて!

たとえそう叫んだとしても、助けに来てくれるような人は我が家にはいませんから、一人でやり遂げるしかありません。

そして、

なんとか自分でも感心するほどの大きな穴が掘れた頃、「今日の作業はここまでにするか」とも思ったのだけど、中途半端ができない私は、家から遠く離れた箱型野菜畑の向こうに溜まっていた腐葉土を手押し車に積み込んで、運んできて、掘った穴に入れること2回。

保水用ビーズを混ぜて、水をドバドバと投入し、シャベルで混ぜていくと、

なんとまあ、

あの粘土が土らしい土になりました。砂も混ぜたかったけどそんなものはないので、何も植えていなかった植木鉢3個の土を投入し、更に土を作り上げて行きました。

ハアハア、ゼエゼエ、ハアハア、ゼエゼエ

日頃の運動不足がたたります。

それでも、なんとか土作りは完了し、

レモンの木を植え付けることができました。

汚れまくっていた周辺の掃除も行い、歯を食いしばって農具類の片付けも終え、シャワーで汗と泥を洗い落とした頃には、もうすでに腕の筋肉が…

痛いんです!

筋肉痛は翌日から、歳を取ると翌々日からというのが定説じゃあないのか?

何なんだこの筋肉痛は!

筋肉痛はどんどん酷くなり、しばらくベッドで横になる羽目になり、5時前になって晩ご飯の支度を始める頃には、激痛になっておりました。

激痛というか、普通の痛みとは違うんでして、重くて深い、歯痛にも似た痛みで。

結局、晩ご飯は娘が作ってくれました。

腕や腕の付け根だけじゃなくて、手のひらや指の筋肉も痛くなりました。

もう寝るしかない!

ところが、痛すぎて眠れません。

こういう時は「パナディン・フォルテ(Panadeine Forte)」を飲むしかない。

しかし痛みは、「パナディンフォルテ」を持ってしても消えてくれず、眠れません。

そこで、ちょっと心配だったけど、睡眠薬「ゾルピデム(Zolpidem)」を服用しまして、なんとか眠ったのでございます。

今朝は昨日よりは少しはマシ、何もしていなければ。うっかり腕の筋肉に力を入れると、激痛に叫び声を上げてしまいます。

今日は、野菜を植える予定の花壇を耕す予定だったけど、この痛みでは無理かも…。


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2018年12月9日

エデンシロップの謎

我家のキッチンには、常時ショッピングリスト用の紙とペンが置いてあり、各自が無くなっていると気づいたものや買ってきて欲しいものを書き込むことになっています。

買い物に行くのは基本的に私一人で、私は自分が無くなっていると気づいたものと必要なものしか買わないので、リストに書かれていなければ、例の有名な「ベジマイト」なんて絶対に買ってこないのです。

今日は、ショッピングリストに「ベジマイト」と書いてあったんですよ。息子の字だったな。トーストにあれを塗って食べるのが好きなんですよねえ。

「ベジマイト」は、以前は人間が食べる物ではないと嫌悪していた私ですけど、20年以上も経ちますと味覚も変わっちゃうのです。最近は、トーストにバターと一緒に塗るとなかなかの味だと思います。食べたいとは思わないけど。

それはともかく…

ショッピングリストの一番下に「エデンシロップ(Edden Syrup)」と書かれていました。息子が書いたリストのすぐ下だったので、息子が書いたのだと思いました。

「ちょっとお、エデンシロップって何よお?」
「知らない!オレが書いたんじゃあないから」
「あら、アンタの字じゃないの?ほら、これ!」
「エデンシロップ?オレ知らないよ〜」

息子じゃなかったのなら、夫か娘のどちらかですが、娘の字ではありませんでしたから、夫が書いたのでしょう。

それにしても、

エデンシロップって何だろう?

聞いたことも見たこともありません。

エデンの園と関係あるの?オーストラリア独特のシロップか?ブランドの名前がエデンなの?夫はそのエデンシロップを何に使うんだろう?

すっかり困惑しながら、私は買い物に出かける前にもう一度パントリーを開けて、他に必要なものがないかと見回していたんです。

「あら、ゴールデンシロップが無くなりそうだわ…」

いつもうちの夫がポリッジにそのゴールデンシロップをたっぷりかけて甘くして食べるんですけど…

「ショッピングリストに書いておかなくちゃ」

ゴールデンシロップ…

あっ!

ゴールデンシロップか!


夫の手書き文字は、時々全く読み取れないほど酷いということを忘れていました。


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2018年12月8日

アジアンカレー風味汁かけ飯に干しぶどう

暑かったわ〜!

昨晩は9時頃でも外の気温は35度でしたからね。

エアコンが効いているのは居間だけで、その居間で娘のヨガマットを敷いてCPAPマシーンを付けて寝ている夫は快適だったでしょうが、サウナ状態の2階の寝室で扇風機全開で寝ている息子と娘は、さぞ寝苦しかったでしょう。

私の寝室は我が家で一番涼しい部屋ですが(エアコンなし)、それでも扇風機は必要でしたからね。

それはさておき…

暑い日の晩ご飯は、冷たい麺料理がサイコーですが、暑さで大ボケの私は熱い汁物を作りました。

冷蔵庫の余り物全部活用汁物!

残っていたチンゲンサイやタケノコやグリーンピースや、生姜や豚肉など、あらゆる物を鶏ガラスープで煮て、塩と醤油で味付けし、途中で「暑い日にはスパイシーな味がいいな」と思いついてカレー風味にすることにしました。

アジアンカレー粉を入れて、ドロドロになるまで煮ている私も汗でドロドロ。

これは汁かけご飯にするのが一番だな!

というわけで、

アジアンカレー風味の具だくさんドロドロ汁かけご飯が晩ご飯となったのですけど、カレーには絶対に干しぶどうを、まるで作った人(ワタクシ)への嫌がらせでもあるかのように、盲目的にふりかけて食べる夫が、またも干しぶどうを取り出したのです。

今日のカレー汁には絶対に干しぶどうは合いませんからね!

中華風アジアンカレー味よ!
醤油味なのよ!
チンゲンサイとか入っているのよ!

すると、

夫は言いました。

「中国人も干しぶどうを食べます」

何だそれ!

干しぶどうをパラパラどころか、いっぱいふりかけて食べ始めた夫。

うちの夫はですね、音痴なんですけど味音痴でもあるので、

どうでもいいわ…

とは、

いまだに思えないの、私!


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2018年12月7日

暑さの到来

タイトルに「夏の到来」と書こうとして、それには無理があると気づいた私。

夏とは何か?

暦の上では12月から2月までが「夏」とされていはいるけど、私が「夏」と呼ぶのは気温が高い日が続く時期のこと。

その点からすると、メルボルンには「気温が高い日が続く時期」はあるけど、何週間も続いたりはしないし。

「やっと夏になった」と言うよりも「暑さがやって来た」と言ったほうがヨロシイのです。

先日以来、ずっと寒い寒いと言っていたら突然暑さがやって来て、いつものことながら急に暑くなると身体への影響が大きいの、暑いのが苦手な私は。

昨日は34度、

今日は38度の予想です!

こういう時は夜も気温が下がりません。

昨晩は夜遅くなっても外の気温は30度以上でした。家の中の熱い空気は2階へ溜まり1階は比較的涼しかったし、私の寝室は我が家の中で最も気温が低い場所なので扇風機も要らないくらいだったのですがね、問題は家族3人の寝室がある2階です。

サウナ状態!

あんな部屋でよく眠れるものだ…って、以前は私もあそこで寝ていたけど。(寝ていても眠れないんだけど。)

今朝6時前に起きたら、夫はもう出かけた後でした。

居間のカーペットの上に娘のヨガマットを敷いて誰かが寝たあとがありました。ヨガマットの隣りには呼吸装置CPAPマシーンが置かれていました。



どんなに猛暑の夜も(昼でも)、サウナ状態の寝室でヘッチャラで寝ていた夫ですが、あの暑さの中でCPAPマシーンは無理だったか。

クールチェンジが来るのは明日土曜日の夜。 翌朝は10度近くまで気温が下がるらしいです。

早く来い来いクールチェンジ!


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2018年12月5日

睡眠は改善しているのか

睡眠時無呼吸症と診断されて、呼吸を助けるというマウスピースを作ってもらっている間に、CPAPマシーンという呼吸装置を使い始めて早一週間になるうちの夫に、効果の程をたずねてみました。

「それで、あの機械は上手く行ってるの?」
「うーん、まだ疲れてる」
「効果は感じないわけ?」
「うーん、朝起きた時にそんなに眠くないから効果はあるみたいだけど、

とっても疲れている…」

私が思うにですね、その疲れというのは、

週休一日なのに、その唯一の休みの日にも商品の配達などをしてちゃんと休んでいないのに加え、日曜日に開かれたハイスクールの同窓会に仕事を終えてから参加して深夜に帰宅し、翌日はもちろん仕事があったから朝の6時には家を出たし、そのせいじゃないの?

CPAPマシーンという呼吸装置を使い始めてからは、2階の寝室からイビキが聞こえてこないし、明らかに睡眠は改善されていると思うのですがね。

私にとっての問題は、

片付けをしない夫が、CPAPマシーンが入っていた収納ケースを開けたまま床に置きっぱなしにしていて、クリーニングのために買ってきたらしい酢は2本とも出しっぱなしにしていて、持ち物が一つ増えただけで家の中が更に散らかっているということなんですけど。

明日の木曜日は休みだそうです。

睡眠が改善されて活動的になる日が本当に来るのでしょうか。(最近は、明けても暮れても「ヴァイキング」というTVドラマの新シリーズを見続けていますから、夫と話をする機会もほとんどありません。)


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2018年12月3日

ボケまくる苗たち

毎朝寒いです。

昨日は最高気温が20度を下回ったし。

とても夏とは思えません。

春が来て、暖かい日が続いた頃に蒔いた種からは一応芽が出ましたが、大きくなりません。いやいや、大きくならないどころか、すでに真ん中から茎を伸ばして花を咲かせ、シーズンの終りを迎えている。

夏はこれからなんだよ!

ライラックの木は、今シーズン2回目の開花を始めました。


こういうボケぶりは楽しいけど、野菜やハーブがボケるのは投資の無駄。

今年のメルボルンの夏は、どうなるんだろう。水曜日からは高めの気温が続くそうですけど、野菜栽培には向かない夏かもしれないな。

ジェットコースター並みの気温の変化に加え、突然気温が40度超えして乾燥した熱風が吹き荒れたりしたら、柔らかい野菜やハーブの葉っぱは即死ですからね。

今から種をまくのは止めた方がいいな。

苗を買って鉢植えにして、暑過ぎる日は家の中へ持って入るとか、そんな事をする元気はありません。


うちの娘の大学の友人に、西オーストラリアのパースから引っ越してきた人がいるんですがね、この人が「メルボルンの天気は一体どうなっているんだ!いつになったら暖かくなるんだ!」と言っていたそうですが、その答えは「分からない」が正解です。

40度超えの酷暑の後に山の上で雪が降ったりすることがあります。

旅行者の皆さんは、くれぐれもその点をお忘れなく。


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2018年12月2日

憧れの銀髪

今朝、髪の毛を整えながら実感したのがそれ。

何を隠そう(っていうか、本ブログに何度も書きましたが)、私は自分の頭がシルバーフォックスのような銀髪になるのを夢見ております。

50歳を過ぎれば自然にその様になるものと思っていたけど、現実はそうではない。

耳の上辺りやおでこの生え際に白髪が出始めた頃には、「よおっし、いよいよだ!」と期待したのだけど、その後は大して増えていません。

いやいや、白髪が気になる方だったら心配レベル以上だとは思いますよ。でもね、銀髪に憧れる私にとっては、こんなんじゃあダメなのよ。

そう言えば、先日義母の70歳の誕生日を祝うイベントがあった時、懐かしい知人に会いました。10年ぶりくらいに会った人もいました。かつて教えていた学校の同僚とかね。

彼女達が、私を見て言ったんです。

「ヒロコ〜、なんて若いの!」
「ほんとに全然変わっていない!」
「私なんてこんなにシワシワになってるのに!」

そんな事はありません。私もシワがいっぱいあります。目の下がたるんでいます。

一人が私の白髪に気づきました。

「ちょっと、ヒロコ、あなた髪の毛染めていないの?」
「染めていないわよ、ほらこの白髪を見なさい」
「ホントだ、染めていない。染めていないのに、こんなに黒い!」

驚く彼女たち。

「なんで?あなた達染めてるの?」

「アッタリマエじゃないの〜!染めていなかったら真っ白よ〜!」

そうなんだ…

もともと毛髪の色が薄い白人種の方達は、白くなるのが早いんだ…

そう言えばうちの夫だって、茶色がかった銀髪になっているし、おでこの生え際周辺はほとんど白いし。

彼女たちは、定期的に美容院で髪の毛を染めているそうです。

「せっかく白くなったのに、もったいない」という私の気持ちは理解不能だそうです。

若く見せたいというのではなくて、年寄りに見られたくないということなんだそうですが。頭が白くなっても、スタイリング次第でかっこよくなると思うけどなあ。

私の頭は、後10年たっても銀髪にはならないかもしれません…。


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2018年12月1日

簡単じゃないCPAPマシーン

睡眠時無呼吸症のうちの夫は、リュックサックを背負って寝る作戦をあきらめ、絶対にイヤだと言っていた睡眠装置CPCPマシーン(別名ダースベーダー)を使ってみることにしたわけですが。

借りてきたのは、父親が使っていた中古品でResMedというブランドの製品です。

こういうの。(ResMedのウェブサイトから拝借)


マスクは口まで覆うタイプもありますが、夫が借りてきたのは鼻だけを覆うタイプです。

だからね、残念ながらダースベイダーにはなれないんです。

装置には、送り込む空気を加湿するための水タンクが付いていますが、この水タンクが薄茶色に汚れていました。水中のカルシウムとかミネラル類が沈殿して固く張り付いちゃっているので、ちょっとくらい擦っても取れないのでした。うちの夫は、この水タンクのクリーニングでまず一苦労。

酢を使ってなんとかきれいにしたようです。ランドリー(洗濯機が置いてある部屋のこと)のシンクの下の戸棚に大きなボトルの酢があるから、それを使えと言ったのは私です。夫は何がどこにあるかを把握できていませんからね、キッチンにある貴重な料理用の日本の酢を使われたら困るし。

それはともかく、

クリーニングを終えたCPCPマシーンを使って寝てみた夫曰く、

「45分毎に目が覚める!」

それは一体どういう理由か?

うちの夫はしょっちゅう寝る体勢を変える人で、特に無意識に大好きなうつぶせ寝になろうとするために、ホースが身体に絡まって邪魔になるのですよ。ホースはある程度の長さはありますが、それほど長くはありません。寝相の悪い人やしょっちゅう体勢を変える人には無理があるかもしれませんね。

それはそうと、どうなんですか?イビキは聞こえましたか?

ううん、イビキねえ…聞こえなかった気がするなあ。

よおっし!

でもねえ、イビキをかかなくなっても45分毎に目が覚めるっていうのも良くないんじゃあないんですか?

ホースを延長して、少々身体に巻き付いたりしちゃっても平気なくらいにすると良いかもしれませんよ。

しかし、暗い寝室で上の写真のような夫のを姿見た時には「うわっ」と声が出ました。慣れるまでは、見るたびにびっくりしそうです。

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2018年11月30日

人間モルモット進行中

「人間モルモット」と私が呼んでおりますのは、治験のボランティアのことです。

場合によっては高額な報酬がいただけるものですから、うちの息子のように無職あるいは低所得の健康な若者には「ちょっと怖いけど魅力的なアルバイト」ということらしいのです。

何を隠そう、うちの夫の弟は、若い頃にこれで収入を得ておりました。

「ちょっと怖い」っていうのは、もちろん副作用とかの問題があるということです。死者が出た治験もありますからね。

さて、

うちの息子は、過去3回挑戦しておりまして、

1回目は、血糖値が高過ぎて(糖尿病の一歩手前)補欠扱いとなり結局失格になりました。2回目は、別の治験に挑戦したものの、血液検査の結果、肝機能数値のALTとASTというのが高過ぎたため再び補欠扱いとなり、結局失格となりました。

血糖値が高過ぎるのも肝臓の脂肪値が高いのも、運動不足と悪い食生活の結果だと自覚した息子は、その後時々運動したり炭水化物の摂取を減らして野菜や果物を進んで食べるようになったんですけど、3回目も肝臓の脂肪値の問題で失格になりました。

がっくり来た息子は、その後強い信念でダイエットとエクササイズに取り組みまして、

肉体改造に成功!

そこまで頑張るほどに魅力的なアルバイトなのか、治験って…

とにかくね、4回目は見事採用されまして、月曜日から一週間の予定で入院しているのでございます。

ステムセル(幹細胞)治療関係の治験です。非常に高額ですが、重大な副作用のリストを読むと、私ならどんなに貧乏でも絶対にしないとっても怖い治験です。

入院中に食べているものは詳しく教えてくれますけど、治験そのものに関しては何も教えてくれません。

厳しい守秘義務のある治験か…

ますます怖い!


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2018年11月29日

リュックよりダースベイダー

先日、匿名さんからコメントをいただきました。

その方の夫さんが、うちの夫と同じく睡眠時無呼吸症なんだそうです。10秒以上呼吸が止まっている回数が、1時間あたりうちの夫と同じく55回もあったそうです。

そしてまた、うちの夫と同じく、

呼吸装置を装着して寝るのはイヤだ!

と、おっしゃっていたそうなのです。

その呼吸装置は、CPAPマシーンというのだそうですが、たしかに酸素マスクみたいですし、暑い夏がもうすぐやって来るし、あんなのを付けて寝られるわけがないだろうと思う私は、うちの夫には強く勧めなかったのですけど。

匿名さんの夫さんは、マスクを付けるCPAPマシーンはイヤだと断固拒否されていたそうですが、実際に試してみたら、それまでの疲れが嘘のように眠気が改善されたとのことなのですよ。

そこで、

リュックサックを背負って、ベッドの上に巨大な山を作り、相変わらず大イビキをグォーグォーと響かせて寝ているうちの夫に、その話をいたしました。

リュックサックを背負って寝るにはやはり苦労があるらしく、匿名さんの夫さんの話に目を輝かせたうちの夫。

なんと、夫の父親が使っていたというCPAPマシーンを借りてきました。

ダースベイダーを借りてきましたよ!
もうリュックサックは止めです!

ということで、

これから我が家ではCPAPマシーンのことを「ダースベイダー」と呼ぶことになります。

今日は、週休一日の夫の唯一の休日。なのに、朝から商品の配達に出ていた夫は、只今「ダースベイダー」の説明書を読んでおります。これから、休日恒例の昼寝に試用してみるそうです。

リュックサックは三日坊主でしたが、「ダースベイダー」はどうなるのでしょうか!


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2018年11月27日

布団が山のように盛り上がっていた話

仰向けに寝ると、10秒以上呼吸が止まる回数が1時間あたり55回もあるということで、仰向け寝を防ぐためにリュックサックを背負って寝始めたうちの夫。

リュックを背負って寝て睡眠が改善されれば良いのですがね、イビキの軽減にはあまり役には立っていないようです。だって、イビキは相変わらず凄いんですから。

ところで、

オーストラリアではバックパックと呼ばれる背中に背負うバッグですけど、夫が持っているのは結構大きめの黒いやつ。パンパンに膨らんでいるので一体中に何を詰めているのかと思って中を見てみたら、私が以前使っていた枕でした。

頭や首の形に合わせて中央がくぼんだ枕で、反対側はビーズ枕になっていて暑い夏に蒸れにくいのです。先日以来、行方不明になっていたんですけど、

夫がリュックに詰めていたとは!

私が背負うには大きすぎるそのリュックに枕をパンパンに詰めて、それを背負って寝ている夫。あれはもうね、絶対に仰向け寝はできませんよ、不可能ですから。

横向きに寝るか、あるいはうつ伏せで寝るかしかないでしょう。

実はね、うちの夫はうつ伏せで寝るのが好きなのです。しょっちゅううつ伏せで寝ています。枕を抱えるようにして。うつ伏せで寝ている時がイビキは一番うるさいと思うんですけどね。

さて、今晩も相変わらずイビキ音を響かせて寝始めた夫。

興味津々の私は、一体どのようにして寝ているのかと、今夜もまた様子を見に行って参りました。すると、

何だあれは!

ベッドの上に巨大な布団の山がある!

リュックを背負ったクマのように大きな夫が、枕を抱えるようにうつ伏せで寝ているものだから、背中に背負っているパンパンに膨らんだリュックのせいでお布団が盛り上がって、それはもう我が目を疑うような光景で。

ああ、びっくりした。


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2018年11月26日

リュックで睡眠改善へ

10秒以上呼吸が止まっている回数が、1時間あたり55回もあると診断されたうちの夫。ほぼ毎分呼吸が止まっているわけです。

仰向けに寝た場合が特にひどく、横向きで寝ると呼吸が止まっている回数は、仰向けで寝ている場合に比べると随分少ない。

ということで、

医者から

仰向けで寝るな!

と言われたわけですが。

医者は、就寝時に着用するシャツの背中にテニスボールを取り付けておくと、仰向けに寝ようとした時にボールが邪魔になるので、仰向け寝を防ぐことができるというアイデアを紹介したそうなんですけど。

私は、以前足置き用のクッションを作るのに使った細長い枕があるのを思い出しまして、それを背中側に置いて寝てはどうかと勧めたんですが。

一体どうやって仰向け寝を防ぐか…

頭の良いうちの夫は、

素晴らしい方法を見つけました。

リュックサックを背負って寝るのです!

リュックサックって、オーストラリアではバックパックと呼びますが、要するにあれですよ、背中に背負うバッグ。

あれに色々詰めて、背負って寝るんです。

仰向けになろうとするとバッグが邪魔になりますからね、横向きで寝るしかないというわけです。

素晴らしいアイデアでしょう!
これでイビキとはサヨナラですよ!

そう言う夫は、
いつも通り9時過ぎに就寝いたしましたがね…

ええっと、

現在夜の9時半過ぎ。

夫がリュックサックを背負って寝ている2階の部屋から轟音が響いております。

今晩のイビキは、結構スゴイです!

今ね、確認して来たんですけど、ちゃんと横向きで寝ていました。リュックを背負って。イビキをかいても呼吸さえしてれば良いんですけどね、問題は呼吸なんですから。

でも…

どうなんでしょう。

これからずっと、

リュックを背負って寝るんでしょうか。


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2018年11月25日

壊れていなかった縦型冷凍庫

我が家の縦型冷凍庫が壊れたという記事「今度は冷凍庫が死んだ」を書いたのは、11月16日のこと。

新しい冷凍庫を買おうにも、サイズ的にちょうど良いのは見つからなかった。現在冷凍庫が置かれている場所は、この冷凍庫を置くために作られているので、販売されているほとんどのメーカーの冷凍庫は入らないのだ。

ちなみに、壊れた冷凍庫のメーカーはケルヴィネーター(Kelvinator)なのですが、もう冷凍庫を作っていないのです。

中古の全く同じケルヴィネーター製冷凍庫がeBayで売りに出されているのを見つけたけど、うちの夫は中古品は絶対に買わないと言い張るし。

もともと、私は独立した縦型冷凍庫というのが欲しくて買ったわけではないのです。夫と一緒に暮らし始めた頃に持っていた冷蔵庫には、冷凍庫がなかったために冷凍専門の縦型冷凍庫を買っただけ。

私達家族は引っ越し続きだったのですが、いつもこの縦型冷凍庫の置き場所に困りました。どの家のキッチンにも、冷蔵庫を置く場所しかなかったから。

というわけで、冷凍庫が壊れて以来、私達は冷凍庫のない暮らしを続けておりました。ちょっと不便だけど、冷凍庫がなくても普通に暮らせていました。

さて、

昨日の夕方のこと。

仕事から帰ってきた夫が、見たことのない新しいツールを手にしていました。(また買ったのか!)

それは、検電器でした。

その道具でコンセントを次々にチエックして歩いていた夫が言いました。

「あはっ!電気が来ていないんだよ!」

縦型冷蔵庫専用コンセントに電気が来ていないと言うのです。

そこで、延長コードを持ってきて電気がちゃんと来ているコンセントに冷凍庫を接続すると、ブーンという低い音を立ててなんと動き始めたではありませんか!

「冷凍庫は壊れていないよ!コンセントが壊れているんだよ!新しい冷凍庫を買わなくてよかったなあ!」

買ってきた検電器のおかげで冷凍庫を買わずにすんで節約できたと言う夫。電気工事の人に来てもらおうという話をした後、ウォーキングに出て行きました。(睡眠時無呼吸改善のため減量するつもり?)

しかし、

腑に落ちなかったのですよ、ワタクシは!

コンセントというものは、そんなに簡単に壊れるものではありませんよ。大体ねえ、コンセントが壊れる原因って何ですか?

漏電、ホコリ、虫の死骸とか異物、地震、コンセントの劣化、…

コンセントは冷凍庫専用なんです。この家に引っ越してきてからずっと冷凍庫のプラグを差し込んだままなのです。他には何も使っていないの。まだ新しいしきれいだし、ホコリなんて溜まっていないし、雨漏りなんてしてないし、

そもそもブレーカーはどうなっているんだ?

腑に落ちない私は、家の外に設置してあるブレーカーを確認しに行きました。

ずらりと並んだ十数個のブレーカーの内(本当にそんなにたくさんあるのです)、どの電源用なのかが書かれていないブレーカーが一つだけ落ちていました。

ブレーカーは全部上がっているべきなんだから、落ちていたそのブレーカーを上げました。私は検電器など持っておりませんので、卓上ランプを持って来てその冷凍庫専用コンセントに接続しましたら、

ちゃんと点くじゃん!

電気は来ているじゃん!
コンセントは壊れていないじゃん!

そこで縦型冷凍庫をコンセントに接続すると、

ブーン…

ちゃんと動くじゃん!

ただブレーカーが落ちていただけのことだったの?
なんで最初に調べなかったの?

…(呆然)


ということでですね、

冷凍庫専用コンセントだけのためのブレーカーが存在するということが分かったのでした。

夫はブレーカーをチェックしなかったようです。私も夫のせいにはできません。私がまずブレーカーをチェックしに行けばよかったんです。

ああ、それからね、コンセントに電気が来ているかどうかは、検電器なんかなくても調べられますよ。電気製品を接続してみれば分かります。


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2018年11月24日

お隣りの犬ロッティとローガン

昨日の朝ウサギを捕まえそこねたロッティは、我が家の北隣りの家族が飼っている犬ですが、種類はラブラドール・レトリバーです。

以前我が家にいた盲導犬パピーのモリーとそっくりです。

しかし、モリーが生まれながらのエリートで、トレーニングされて人間様の言葉を理解し色々なことができるお利口さんで、過保護気味の箱入り娘だったのに比べ、ロッティーは野生児。

皆様がお持ちのラブラドール・レトリバーという犬種に対するイメージを完全に覆せる暴れん坊です。

ロッティは屋外で飼われている様子で、お隣りの広大な敷地内を好きなだけ走り回れる暮らしをしています。声をかけて近づこうとすると、嬉しすぎて走り狂うし、飛びついてくるし、全身を高速激振するので、とてもじゃないけど頭をなでたりなんかできません。それに、

臭いし!

シャンプーとかしてもらっていないんじゃないかと思います。

そんなロッティは、誰も居なくなる日中は寂しいらしく、いつもゲートの所に座り込み、道行く人々が声をかけてくれるのを、特に郵便配達さんがやって来るのを待ち続けているのでした。

しかし、

ローガンがやって来て以来、そんな寂しそうなロッティを見かけることは全くなくなったのです。

ローガンは、スパニエル種の茶色い中型犬。ロッティにいつも従っている子分でして、もう何が凄いって、

ニオイが臭い!

時々逃げ出してうちにやって来たりするのですが、最初に見た時には、あまりの可愛らしさに、うちの娘が思わず抱っこしたんですがね、臭いがキョーレツでした。

この二頭、ラブラドール・レトリバーとスパニエル系ですから、ぱっと目には本当に可愛らしいワンちゃん達なんですが、ウサギやキツネやカンガルーなどが出没すると、吠えるし、追い立てるし、とにかく騒々しいのです。

はっきり言って騒音ですが、可愛らしいことは間違いなくて、犬を飼いたくても飼えないうちの娘は、ロッティとローガンが時々逃げ出して道路やうちの敷地にいるのを見ると、「ああ、また出てる〜」と嬉しそうに言いながら、連れて帰ってやるのです。


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2018年11月23日

ウサギ、恐怖の叫び

今朝5時半頃、いつものようにコーヒーを入れていた時、キッチンの窓の外を左から右へ黒い影が動いた。

キイキイという鳴き声を聞いたような気がした。

何事かと思い窓を外を見ていると、今度は右から左へと濃い灰色のぬいぐるみのようなものが動き、茶色いものがその後を追った。

キイィキイィキイィキイィ

と、凄まじい鳴き声だった。

後を追った茶色いのは、お隣の犬のロッティだな。しかしあの濃い灰色のものは何だ?色的にはウサギのようだったけど、お隣との境界を隔てる生け垣と我が家側にある格子状の針金フェンスとの間を動いたからな。ウサギだったら針金フェンスの間を簡単に抜けて逃げられるだろうに。

そう思っていると、再び、

キイィキイィキイィキイィ

凄まじい叫びを上げてやって来たのは、やはりウサギだった。

ウサギは針金フェンスに体当りして必死の脱出を試みる。

針金フェンスの格子の隙間は少しきついようだったが、犬に追いつかれる寸前に脱出し、我が家のキッチン前を必死の形相で逃げて行った。

この辺りで見かけるウサギにしては、大きめでかなり太ったウサギだった。

私ね、ウサギというのは鳴き声を出さないのかと思っていました。あんなに大きな叫び声を出すんですねえ。初めて聞きました。猿かと思うような鳴き声でした。

我が家の周りには野生のウサギがたくさんいますけど、あんな大物は初めて見ましたよ。

草の上に残されたウンチの量からすると、我が家の周囲には相当数のウサギが居ると思われます。アイツラは、可愛いらしい姿をしていますが、畑を荒らし野菜を食い散らす害獣ですからね。

ロッティに捕まっても、全然可愛そうではありません。


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2018年11月22日

睡眠時無呼吸だった

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)という疾患については、先日記事に書きました通りですが、うちの夫はメルボルンの睡眠専門クリニックで診察を受けた後、睡眠状態を調べる装置を借りてきて検査をいたしました。

装置と言っても、それは腕に取り付ける小さな機械です。身体にセットしたセンサーによって仰向けで寝ているのか横向きなのかなど身体の位置を、また鼻の穴にチューブのようなものをセットして呼吸状態を同時に記録します。最近はテクノロジーのおかげで色々なことが簡単にできるんですねえ。

さてさて、

夫がその装置を借りてきて検査した日は、装置を取りに行くために仕事を休んでおり、お昼頃からはいつものように居間のソファで昼寝をしておりました。そのせいか、夜に夫の寝室から聞こえてくるイビキは普段に比べて静かだったのです。

あんなに昼寝をした日に検査をすると、普段の呼吸状態を調べることができないじゃないのかという話にもなったんですよ。普段のイビキは凄いですからね。疲れている時とか、イビキの騒音レベルは高架橋下並みですから。

それで、検査の結果はどうだったのか?

睡眠時無呼吸症候群は、その名の通り睡眠時に呼吸停止または低呼吸になる疾患ですが、10秒以上呼吸が停止している回数が1時間あたり45回あると重症ということになるらしいです。

夫は、仰向けで寝ている場合、呼吸が10秒以上停止している回数が1時間あたり55回もあったそうです。

つまり、

ほぼ毎分呼吸が止まっているということか!

呼吸が止まれば苦しくなりますからね、目が覚めて「は~っ」と深呼吸をすることになるんですって。これをずっとやっているんだから、そりゃあ疲れが取れないわけだよ!

ちなみに、横向きで寝ている場合の呼吸停止回数は14回だったそうです。

医者からは、まず呼吸を助けるマウスピースの着用を勧められまして、型を取ったそうです。出来上がるまでに3週間かかるそうです。

また、選択肢として就寝時の呼吸機器の装着がありますが、夫はそれはやりたくないそうです。

上気道を広げ呼吸しやすくする外科手術という選択肢もあります。我が家にそんな手術をする経済的なゆとりはありません。

体重を減らすことも効果的だと言われたそうです。ぜひ頑張ってください!

おお、そうそう、

もう一つ医者が勧めた方法があったのでした。

それは、シャツの背中側にテニスボールか何かを取り付けておくと、仰向けに寝ようとするとボールが邪魔になるので横向きで寝るしかない。横向きで寝た場合は、呼吸停止回数が少ないのでね。

いずれにしても、

睡眠時の無呼吸が治れば、エネルギーレベルは大きく改善されるだろうとのことです。とにかく何もやる気が出ず、家にいる時はテレビの前に座っているか寝ているかのどちらかという夫。

睡眠時無呼吸だったのでございます!


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2018年11月21日

いろいろ飛び散る日

昨日は、いろいろこぼれたり飛び散ったりする一日だった。

お昼前、ケーキを作っていた時。

小麦粉を入れている容器に突っ込んでいたスプーンの柄に手が触れて、てこの要領で反対側が持ち上がって粉が飛び散った。

唖然とする私。

こんな事が起きるのか?

粉類の準備ができた後、卵白を泡立てようと泡立て器のスイッチを入れたら、壁のコンセントのスイッチが入っていなかったので動かなかった。泡立て器のスイッチを「0」に戻し(たつもりだった)、コンセントのスイッチを入れたら泡立て器が急に動いて卵白が飛び散った。

泡立て器のスイッチを「0」を超えて「PULSE」まで動かしていたらしい。

そして、夕方。

晩ご飯に「ブロッコリースロー」を作っていて、ドレッシングを作ろうと冷蔵庫からマヨネーズを取り出すと、残量が少なくなっていた。こういう時、端からぎゅうぎゅう押し出そうとしてもキレイには出し切れない。

一番の方法は逆さまに立てて保存しておくことだけど、容器を「振る」という方法もある。遠心力によってマヨネーズがキャップ側に移動して出しやすくなるのだ。私はそれをやった。

よそ見をしながら、マヨネーズのチューブの底の部分を持って、シュッシュッシュッと4〜5回振った。しっかり振った。

ボウルにマヨネーズを出そうとしたら、細口と星型のダブルキャップの細口のフタが開いていてマヨネーズだらけになっていた。

まさか!

後ろを振り返ると、

マヨネーズが
マヨネーズが
マヨネーズが

床や壁に飛び散っていた!(泣)

晩ご飯の後片付けをする時、残り物を小さなボウルに入れて、冷蔵庫に入れようと扉を開けとたん、ディップが一番上の棚から落ちて来た。

夫が買ってきたティップの一つで、オレンジ色をした「スイートポテトディップ」が、何故か扉を開けたとたんに落ちてきて、

割れて、

中身が私のつっかけの上にドバっと出た。

誰よ〜!落ちないようにちゃんと置けよ〜!

キッチンのシンクにつっかけごと足を突っ込む私。(お行儀がどうのこうのと言っている時ではないの!)

足を洗い、ついでにつっかけも洗い、割れたディップの容器の始末をし、今日はもうこれ以上物がこぼれませんようにと祈る私であった。(泣)


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2018年11月20日

人口の問題いろいろ

過去12年間、一度も日本に行っていない私には、最近の日本社会がどのように変わってきているのかを実感できませんが、人口の少子化・高齢化に関するニュースはオーストラリアでも報道されることがあります。

世界のどの国も経験したことのない速度で人口の少子高齢化が進行しているということですが、最近では労働力不足の問題がクローズアップされていますね。

実際に働いている「就業者数」は減ってはいないそうですけど、いずれは減少する見通しだそうですから、人手不足の経済への影響が懸念されるわけですが。

「就業者数」がすでに大きな減少を見せているのが、建設業と製造業だと聞きます。身体的にきつい仕事や賃金の低い職業が労働者に敬遠されるのは理解できます。

遅かれ早かれ、日本は外国からの移民を積極的に受け入れる社会になる必要があると思いますね。

オーストラリアは移民社会です。もともと、移民によって作られ、移民によって成長してきた国です。先住民への迫害や「白豪主義」と呼ばれる人種差別主義の時代もありましたけど、現在のオーストラリアはありとあらゆる民族で構成される多民族国家です。

英語という共通語はあっても、英語以外の言語を話す人々が多いのは、日本に住んでいるる皆さんが想像する以上ですよ。この私もその一人なわけですけど、スーパーの中でも、道を歩いていても、すれ違った人達が自分には理解できない言葉を喋っているなんて日常茶飯事です。

近年、特にメルボルンとシドニーでは、移民増加のため人口が激増中です。住宅価格高騰の原因の一つにもなっていますし、交通渋滞の原因にもなっています。住宅が比較的安く多くの移民が住む地域の小中学校では、生徒数が激増して受け入れが困難になっていると聞きます。

ヴィクトリア州政府は10以上の新しい学校を建設する計画だそうですが、教員になるための大学教育を受けるためのATAR(オーストラリアの大学入学ランク)という得点を引き上げたばかりです。学校の教師の学力アップを狙ってのことですが、これによりますます教員になる人が減ると言われています。

新しい学校を作っても教員の採用はどうするんだと批判されています。

また、人口の激増は医療制度にも影響が出ています。オーストラリアの公営医療制度「メディケア(Medicare)」は、一般税収を原資としています。民間の医療機関も存在しますが、高額なため低所得者層は公営医療に頼らざるをえません。

ちなみに、歯科、眼科、救急搬送は「メディケア」でカバーされませんので、低所得者と認められて扶助受給のためのカードを保持している場合を除き、全額が自己負担となります。だから私もね、歯根の治療で4000ドルも払い、2本分必要な歯冠は1本安くて1500ドルというからいまだにプラスチックの仮歯で我慢しているのです。(泣)

ただでさえ待ち時間が長い公営病院。「待ち時間」と言うと誤解を招きますね、「待たされる日数」と言ったほうが良いでしょうか。私が肩にできたテニスボール大の脂肪腫を取り除く手術をしてもらった時など、半年以上待たされましたからね。

命にかかわらないことだから良かったものの、子宮頸管部のポリープを検査してもらうにも数ヶ月待たされて、「ガンだったら手遅れになるぞ!」とイライラしたものです。

それはともなく…

物価高騰のため民間の医療保険は高額すぎて公営医療に頼らざるを得ない人が増えているので、公営病院は以前にも増して待たされることは確実です。

私が住んでいる地域では中国人移民の人口が激増していまして、どこへ行っても中国人だらけです。メルボルンの西部や南東部ではアフリカ・アラブ系移民が激増しているそうです。

そのうち、アフリカ移民の若者が最近大きな問題になっています。窃盗強盗などの犯罪や暴力事件が頻発しているので、アフリカ人というだけで怖がられています。

昨日、スコット・モリソン首相が、人口が急激に増えすぎていて社会のインフラや制度が対応できていないので、移民受け入れ数を減らす可能性を発表しましたが、私は大賛成ですよ。あまりにも急激に増えすぎていますからね。

それと、移民してきた人達のほとんどがメルボルンとシドニー周辺に住んでいるというのも問題です。他にも街はいろいろあるのに。

人口の急激な変化は、増加・減少どちらにしても社会問題になります。


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2018年11月19日

冷凍庫のない暮らし

先日死んでしまった我が家の冷凍庫は、小型の冷蔵庫くらいの大きさがある冷凍専門の縦型冷凍庫でして、「冷凍庫」と呼ぶと冷蔵庫の一部である冷凍用の小部屋を連想しますのでね、イメージが違うんですよ。

「フリーザー」と呼ぼうかと思っても、こちらの方はポケモンの印象が強すぎるし。

うっかりすると「宇宙の帝王」と恐れられる悪者宇宙人の怖い顔を連想しちゃうし。

ということで、

縦型冷凍庫と呼ぶことにします。

さて、これがないと生活に変化が出てきます。

まずは氷ですが、

氷はね、夫がウイスキーとコカコーラを混ぜて飲む時に必要なだけだから、なくてもよろしい。大体あんな物を飲むべきではないんですから。

アイスクリームは、ほとんど買うことがないので問題なし。

縦型冷凍庫にいつも常備していた冷凍野菜は、グリーンピース、コーン、そして枝豆。グリーンピースとコーンは缶詰で買える。枝豆は缶詰で売っていないから、必要な時に買いに行くしかない。

朝食のグラノーラと一緒に食べたり、娘がスムージー作りに必要としていた冷凍ベリーは、諦めるしかありません。新鮮なものは大変お高いですから、ベリー類は毎日食べる食品ではなくなります。

一番影響が大きいのは、肉や魚シーフード。肉は特売の時にまとめて買ったりお徳用パックで買うと割安です。 小分けにして冷凍しておくと便利なんですが、これができないので、必要な分だけ買うことになります。

基本的に肉類よりも高価格の魚シーフードは、場合によっては最初から冷凍されたものを買っていましたが、それがもう無理だということは、必要な時に買いに行くしかないということです。

作り置きも難しくなります。天ぷらやトンカツやコロッケなどの揚げ物は、よく多めに作って冷凍しておくのですが、冷凍してもどうせすぐに食べちゃうので、これはできなくなっても困らないかなと思います。

こうして考えてみると、

実際に問題と言えるのは、買い物に行く回数が増える可能性があるということだけ。

冷凍庫って…

なくてもやって行けるかもしれません。


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2018年11月18日

サマーニットの悲劇

視力もどんどん落ちてきて手も震えるんですけど、おまけに手や足の関節炎(Arthritis)が始まったことも明白なんですけど、編み物をしております。

濃いグレーの細いコットン糸を見つけたので、久しぶりにかぎ針編みでサマーニットを編んでおりました。もちろん編み図は無し。

好きな編み方で(眠くなっても間違いにくい模様)袖なしセーターを編んで来ました。「来ました」というのはね、編み始めてから随分時間が経っているということでして。

編み物熱が下火ということもあるし(最近はお料理の方に力が入っていたので)、夜にテレビを見ないので編み物をする時間がないということもありますが、一番の理由は糸の細さとかぎ針編みであるということ。

手が痛くなるのですよ。

それに濃いグレーの糸ですからね、老眼鏡をかけも見えにくい。かぎ針編みで模様を編んでいるわけですから、棒針のようにテレビを見ながら手だけ動かすなんてことはできないので。おまけに手が震えるから狙った所じゃない所にかぎ針が入ったりするし。

だから少しずつ編み進めて来たのです。

肩の部分はちゃんと傾斜させました。大して複雑でもない模様なのに手こずりました。やっと、前身頃と後身頃をつなぎ合わせるところまで来ましたので、最初に肩をつなぎ合わせて、そのついでにVネックの首周りを仕上げ編みしました。

そして昨日、脇をとじにかかったんですが…

段数が違うじゃん!

あれほど確認したのに、
マーカーも付けて編んだのに、

そんなバカな!

模様編みの関係上、下からほどくことはできないし。肩をつないで首周りも仕上げちゃっているし。おまけに糸はしの始末までやっちゃっている。

ここまで編むのにかかった時間と、関節痛と、細くて濃い色の糸をよく見えない目で見ながら震える手で編む苦労と…

いろいろ考えてみた私は、サマーニットになるはずだった毛糸のかたまりをくるくるっと丸めてバスケットに放り込みました。

「ほどいて編み直せば?」と娘は言いましたが、そんなことをするくらいなら新しい糸を買って編み直します。

それにしても、

濃い色の細い糸でかぎ針で模様を編むというのは、ちょっと無謀だったな。(泣)


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2018年11月17日

真夜中の出来事

夜中に衝撃的なことが起きました。

物音で目が覚めた時、

私は仰向けに真っ直ぐ上を向いて寝ていて、

真っ暗な部屋で手を上に伸ばし、

ひょ〜お〜!

と大声を出しながら、

パチパチパチパチ

と手を叩いていたのでございます。

「What the heck? What am I doing?!?」(おいおい、何やってんの私!)

と声を上げたあと、布団をかけ直して再びすぐに眠ったのですがね、もしも夫が横で寝ていたら、あれはビックリしただろうな。

よく寝言を言ったり泣いたり叫んだりしますけど、眠りながら拍手をしていたのは初めてです。

何の夢を見ていたのか全く覚えていないのが惜しい!


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2018年11月16日

今度は冷凍庫が死んだ

我が家の悲劇が続いています。

何故なの!

この家に引っ越して来てからいろんな物が次々に壊れましたが、今年は本当によく壊れています。

オーブンのエレメントがぐにゃりと曲がってしまい、新しいエレメントに交換したのは何時のことだったか。

その後、オーブンの庫内灯が切れて、電球を交換しようとした私は切れた電球を壊してしまい、夫が電球を取り付ける部分をそっくり取り出して直してくれたんですが。

そのオーブンから火花が出て、庫内灯を取り付ける部分の電線がショートしていることが分かり、夫が焦げた電線を切り取って直してくれたのは良いけど、庫内灯が常に点灯しっぱなしの状態になってしまい、結局電球は取り外したままです。だから、オーブン内は真っ暗で中の様子が見えませんから苦労しています。

オーブントースターも壊れて、新しいオーブントースターを買う羽目になったけど、どっちが先だったかなあ。

扇風機も壊れたんだった。暑さに弱い私は扇風機なしでは暮らせないので、新しい安物を買ったのすが、その直後に、

洗濯機が壊れた!

ああ、今思い出しても涙ぐましい日々だったなあ。焼死寸前まで頑張ってくれた高齢22歳の洗濯機は、いまだにカーポート(車庫)の横に投げ出されたままです。

新しい洗濯機は、特売品だったけど748ドルもしたのですよ。もちろんクレジットカードで買ったわけだけど。

あまりに次々と物が壊れ続けるので、「次に壊れるとしたら冷蔵庫かもね〜」なんて冗談を言っていたところ、

冷凍庫が壊れた!

冷蔵庫じゃありません、冷凍庫です。

我が家の冷凍庫は、小さめの冷蔵庫くらいの大きさがある独立した冷凍専門のやつで、いつ頃買ったか覚えていないくらいだから、もしかしたら相当の年数かもしれない。

冷凍庫がないと困る。

やっていけないことはない…けど、やっぱり困る。
これから猛暑の夏が来るんだし。

我が家の冷蔵庫は、冷蔵専門のやつで冷凍はできない。だから冷凍の野菜やベリー類などをもう買えないことになる。

中古品なら安く手に入るけれど、夫は中古品は買わないと言うし。最近とってもお疲れで元気がなく、再び高額出費という事態になってさらに元気がなくなった。

とりあえず、

冷凍庫がないとどのくらい不便なのか、しばらく冷凍庫のない暮らしをやってみます。


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2018年11月15日

クックパッドでフォロワー1000人

私が趣味でレシピサイトを運営していることは時々話題にしておりますが、一人でやっているサイトでして、自分が作った料理をただ載せているだけのことなので、一言で言うと一方通行なわけです。

そこで、フェイスブックのページ上で新しいレシピの紹介などをしています。フェイスブックでは友人知人とも繋がっていますし、コメントを頂くこともあったりします。

しかし、レシピをもっと多くの人々に紹介したいという欲が出てきた頃、皆様ご存知のクックパッドの海外事業部の方からメールを頂いたのでございます。

クックパッドが事業を海外へ広げようとして、様々な言語で世界各国バージョンを作り始めた頃でした。英語では、アメリカ版と英国版の2つがありました。

現在、英語ではアメリカ、英国、インド、南アフリカ、ナイジェリア、ケニア版がありますが、

なんでオーストラリア版がないんだよ!

食に関しては世界の先進国なのに!



それはともかく、

和食のレシピを英語で紹介している私のウェブサイトを見つけてくださったクックパッドの方に、私のそうしたレシピを海外版クックパッドに投稿して欲しいと頼まれましてね、クックパッド英国版にレシピを投稿するようになりました。

オーストラリア英語が英国英語に近いのと、ほらアメリカはいまだに国際単位であるメートル法を使っていないでしょ?レシピでも材料の量をオンスとかで表示しているから分からないんですよね。

ということで、英国版にレシピを投稿し始めたのですが、なんと言うか、反響は今ひとつだったんです。

私は日頃和食ばかり作っているわけではありませんで、ケーキやクッキーを焼いたりもしているわけです。和食以外のレシピもウェブサイトには色々載せているのです。

そこで、時々、和食以外のレシピも投稿し始めたらフォロワーが急に増え始めました。フォロワーが増えるに連れて知り合いもでき、コメントをし合うのも楽しくなり、私の趣味は大きな広がりを見せつつあります。

つい先日、フォロワーが1000人に達しました。その方達の国籍は、ヨーロッパ、アフリカ、中東、アジア、オセアニア、南北アメリカと世界中です。

行ったこともない外国に住む、会ったこともない人達とのコミュニケーションは、とても楽しいです。


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2018年11月14日

眉毛ハゲの話

花粉症のせいで目の周りが痒いので、ついつい擦ってしまうために瞼のまつ毛に近い辺りがヒリヒリと痛く、メイクなんてとてもできません。

メイクと言っても、普段はアイライナー代わりにまつ毛近くに濃い茶色のアイシャドーを塗る程度なのですが、最近はもうあきらめています。痛くてやってられない!

どうせ擦っちゃってすぐに取れるしね。

しかし、

メイクをしないという選択肢がないのが、眉毛です。

だってね、私の眉毛には、

ハゲがあるんだから!

更年期を過ぎてから眉毛が伸びるようになった話は、以前「ムダ毛の話」という記事に書きましたが、眉毛の毛が全て伸びるようになったわけじゃあなくてですね、よく伸びる毛が混じっているということなんですけど。

長い毛が数本突き出た眉毛というのはみっともないですから、気が付く度に切りそろえていますが、ハゲという問題もあるのよ。

ハゲているというのは、もちろん毛が生えていない部分があるということですが、それって、うっかり自分で抜いちゃった毛があったところなんです。

女性ならほとんどの方が眉毛の形を整えていると思いますが、整える時に不要な毛を毛抜きで抜くでしょ?

ところがね、

最近視力も落ちているし(拡大鏡は使っていますけど)手も震えるしで、抜くつもりじゃなかった毛をうっかり抜いてしまったことが一度や二度ではないのです。

「間違って抜いてもまたそのうち生えてくる」と思っている方は、必ずしもそうならない場合があるということを知るべきですよ。

歳のせいなんでしょうか、

生えてこないのよ!

加えて、眉毛の元気が衰えた。

かつてはびっしり真っ黒くらいに生えていたのに、最近薄くなってきた。

眉毛というのは、目以上に人の顔の印象を決めますよね。眉毛の形だけで、意志が強そうだったり優しそうだったり、顔の印象を表現することができます。

少なくとも私はそう思っているので、強い眉毛がない自分の顔というのは自分じゃない気がするわけなんです。

元気がない上に、所々にハゲがあって形がいびつで、さらに片方は眉尻部分に毛が数本しか生えていない。

ありがたいことに、眉毛はメイクで整えることが容易です。

花粉症で眉毛が痒くなることもないしね、眉毛だけは外出しない日でも絶対にメイクしないわけにはいかないのです。


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2018年11月13日

早く家に帰りたかった理由

月曜日の昨日、大学生のうちの娘は試験がありましたので、駅まで送って行きました。ついでに食品の買い物をしてこようと思った私は、天気予報サイトをよく見ていなかった。

気温は見ましたよ。最高気温が30度になることは分かりました。でもね、昨日の朝はとても肌寒かったのです。暑くなるなんて想像もできないほどでした。

今の時期なら花粉の飛散情報もちゃんとチェックしておくべきだったのになあ。寒かったからつい油断しちゃたんです。

いつも朝チェックしている天気予報サイトは非常に良くできていまして、その日一日の気温や天気の変化とか降水確率は1時間毎にグラフで表示され、もちろん湿度や紫外線予報、風向きや風の強さなど、ありとあらゆる事が分かります。

昨日の花粉飛散は一番酷い「エクストリーム(Extreme)」の予報だったのに、それを見落としたのは失敗だった。

玄関を出てカーポートに停めてある車まで歩いているだけで、目がチクチクしました。「おや、これはやばいかも…」と思ったんなら、抗ヒスタミン薬を飲みに家に戻ればよかったのに。

娘を駅まで送り、いつものスーパーに寄ったんです。目はなんともなかったのだけど、一番最初の青果コーナーを歩いている頃から鼻がムズムズし始めました。

そのうち、水のような鼻水が出始めて、「ちっ、これはやばいな…」と思ったんなら、抗ヒスタミン薬を買って飲むべきだったんです。

そして始まったクシャミ…

「ダメだこれは!どうしても必要なものだけ買って今日は帰ろう!」

そう思った私は、セルフチェックアウトに行きまして、大急ぎで会計を済ませようとしたのですが、花粉飛散が「エクストリーム」の日は、ショッピングセンターの中のスーパーの店内も安全ではありませんね。

ハックチョーン!
ハックチョーン!
ハックチョーン!
ハックチョーン!

セルフチェックアウトのコーナーのアシスタント係の人と目が合いました。気の毒そうな顔じゃあなくてですね、笑いをこらえてる顔で私を見ているじゃないですか!

自慢じゃないですけど、私、かつてあるスーパーのレジでクシャミが止まらなくなり、その時点で相当量の鼻水が溜まっていたんですけど、支払いをしようとした時に出たクシャミのせいで大きな鼻フーセンが出ましてね(あれは止めようったって止められません!)真っ赤になった経験がありますので、クシャミは怖いんです。

ハックチョーン!
ハックチョーン!
ハックチョーン!
ハックチョーン!

ハックチョーン!

あと一回出たら十連発になるところだったんですけど、もう目は開けられないし、涙は出るし、頭は痛くなるし。

早く家に帰りたい!

ちなみに、店内でクシャミをしていたのは私だけだったな。皆さんどうしたんだろう?


その後、家に帰ってすぐに抗ヒスタミン薬を飲んだけど、クシャミは夜まで続き、目もずっと痒くて耐え難く、老眼鏡の上から安全ゴーグル着用で花粉用マスクで顔を覆っていました。

汗が吹き出ました。
顔が暑くて耐えられません。
マスクで擦れたせいか口の横に吹き出物が出ました。
鼻のかみ過ぎで鼻の下も鼻の中も擦れて切れかけているし、
喉は痛いし、
瞼はカサカサしわしわヒリヒリで、

早く秋が来てちょうだい!(夏は来なくてもいいです...)


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2018年11月12日

手の震えが起こした事件

これは「スポットライト(Spotlight)」という名前のお店のケーキ作り用品売場の棚です。一番下の棚の下に隙間があるように見えるかもしれませんが、あの黒いのは隙間じゃなくて、棚の下に置かれた台枠のようなものです。


その黒い台枠のようなものと床との間の隙間は1〜2センチほどです。

私はね、その時、肉団子をオーブンで焼くのに役立つ良いものはないかと探しておりました。たこ焼き器のような焼き型をイメージしていただくと分かりやすいと思いますが。丸いケーキを焼く焼き型は売っているんですが、もっと小さい丸いケーキを焼く焼き型が欲しかったのです。

小さいマフィンの焼き型は底が平らになっている普通の焼き型でしたが、もっと良く見ようと腰をかがめた時ですよ、

カタン!

肩に掛けていたバッグの携帯電話用の内ポケットから、私のiPhone4が落っこちたのです。

iPhoneは、棚の下の台枠の近くに落ちました。

危ない危ない!

私はiPhoneをケースとかに入れていませんからね、硬い床に落とすと割れることがあるじゃないですか。

落としたiPhoneを拾おうとしたら、私の震える手の指先がiPhoneをはじいてしまいました。iPhoneは、黒い台枠と床の隙間にシュッと入ってしまいました。

ただし、完全に入ってしまったわけではありません。

半分はまだ外に出ていましたからね、今度は慎重につかんで引っ張り出すはずが、またも震える指先がはじいてしまったのです。

あああっ!

今度はもう完全に棚の下へ姿を消してしまいました。

そんなバカなあ!

わずかな隙間に指を突っ込んでみたら指先がiPhone4に触れましたが、触れた指先に押されてもっと奥に入ってしまいました。

もう指先も届きません。

パニ〜ック!

店員を探しましたが近くには誰もいない。他の買い物客もいない。

愚かな私は棚を動かそうとしたけど、棚が動くわけがないのよ。

何か細長いものだ!
細長い物はないか!
その隙間に入る細長い物か薄くて長い物だ!
何かないか!
そうだ、手芸用品売り場に行けば、定規とか編み針とかいろいろあるぞ!
落とした場所を忘れないように写真に撮っておこう!
ああそうか、iPhoneがないから写真は撮れないんだ!

その時ですよ、店員さんが一人、近くの通路を通ったのです。

すみませ~ん!

慌てふためく私が事情を説明しますと「Oh dear!」と声を上げ、なんと棚を動かしにかかった店員さん。「動くわけがないわよねえ」「ええ、動きませんよ(私やってみたんだから!)」

店員さんは、近くのパーティーグッズコーナーのカウンター後ろから風船を結びつける細長いプラスチックの棒を持って来て、床に這いつくばるようにして私のiPhoneの位置を確認すると、その棒で取り出してくださいました。

「もう落とさないでね〜」
「はい気を付けます。ありがとうございました」

こうして、

私の骨董品的iPhone4は、無事私の手に戻ったわけです。

手が震えると、ラーメンの汁やサラダのドレシングが顔に飛び散ったり、編み物や縫い物をしていてもいろいろ興味深いことが起きますが、今回の事件はインコンシーバブル(inconceivable)だったです。


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